パリのGAGOSIANギャラリーではURS FISCHERとSPENCER SWEENEYのエキシビションが開催されていたが1階2階そして3階と続く展示スペースで両者の作品が同じ空間に展示されていたりと面白い展示方法だった。まず紹介したいのはSPENCER SWEENEYだがこの作家は描くということにおいてバスキア並みの相当な才能に恵まれた作家であると思う。少し前までGAVIN BROWNギャラリーの作家だと思っていたがGAGOSIANに引き抜かれたか両方に所属しているのかは定かではない。いずれにしてもGAGOSIANの作家になったということは現代アートの作家にとっては頂点のギャラリーに所属したということであり今後は好きな作品を好きな大きさで好きなだけ描くことのできる作家となったわけだ。
1階に展示してあった最初の作品。素晴らしいと思う。
荒々しい色使いとタッチだが計算されたような緻密さだ。
大きな作品もいいが小さい作品もいい!欲しい!
西洋美術からの引用か?膝を立てて座る人物が多くある。
スケッチや殴り書きなど見ているといろいろ面白い。
どことなく音楽やサブカルチャーの匂いがする。
これも小さいがとても面白くて力のある作品である。
とにかく色使いが素晴らしいしパレットの色が豊富である。
メインの展示スペースを埋める巨大なペインティング。
白と赤のインパクトとシンプルさが迫力である。