チェルシー地区にあるギャラリーLEHMANN MAUPINではAlex Pragerの最新映画「Play the Wind」のプレミア上映とその映画の中から抜粋され作品化された写真作品の展示が開催されていた。写真家から映像作家になり映像と写真によって作品制作をする作家となったPragerはロスアンジェルスという街とそこを徘徊する男性と女性の出会い、そこに暮らす多くの架空の人物たちが織りなす摩訶不思議な物語を作り上げ映像で見せつつ断片を写真作品として発表した。映画としてもとてもユニークで面白く、そこから切り取られたイメージは何かがおかしい街の変な人々たちで彩られる。この女性作家は類稀な才能を持っていると思うし今後も注目しなくてはならない作家だと感じた。

映画の物語の中で男と出会った瞬間に空から落ちる女性。

映画の中にも登場するキッチュな巨大女性像があった。

崖から落ちて無残いなった車の写真も面白い。

ロサンジェルスの架空の街の架空のストリートフェア?

やがて煙に包まれて不穏な空気が立ち込める。

男が車で移動中にハイウエイで見る不思議な事故風景。

ロサンジェルスのどこかにありそうななさそうな街の風景。

電話ボックスでカウボーイが電話するシルエット。

空から落ちる女性、落ちた先は楽園か現実か。

カウガールの女性が不思議な街をひた走る。

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