David Zwirnerギャラリーはここ最近一番力をつけて来たギャラリーでチェルシーにはビル1件丸ごとのギャラリーを構える。今回も1階ではバウハウスに所属していたアーティストで近年は世界中のミュージアムで回顧展や展覧会が開催されたAnni Albersのミニマルで力強い作品群、2階では同じくバウハウスとは深い関係のある作家Paul Kleeのドローイングや絵画作品を展示していた。いずれの作家も1900年代初頭から半ばに活躍した作家であり作品の重要性はもちろんミュージアム級である。ニューヨークのトップギャラリーはミュージアム級かそれを超えるようなすごい展示をしていて毎回驚かされる。
広いギャラリー内にゆったりと贅沢に作品が展示される。
1930年代にこう言ったミニマルな作品を制作していたのはすごい。
いくつかの部屋に分かれたギャラリー内は作品がとても見やすい。
ミュージアム級の作品を間近で見れるのは嬉しいことだ。
視覚的な作用をミニマルな中に突き詰める。
今回はこの作品のように普段あまり展示されない作品もあった。
パウルクレーは大好きな作家の一人である。
シンプルな線で描かれたドローイングが素晴らしい。
全くもって無邪気な絵を描く作家であったと思う。
ドローイングのアプローチがどこか立体的だと思う。
この絵も見ていてとても楽しくて躍動感がある。
シンプルな線だからこそ見飽きない魅力のようなものがある。
1930年代においてなんと斬新で創造的なペインティングだろう。
このドローイングもとても楽しくどこか実験的な感じだ。
様々な視覚的探求の末に行き着く「線」があるのだと思う。
犬だろうか?なんか絶妙に可愛らしいと思う。