NYのギャラリー街はその昔ソーホー地区にあったがそれが今はチェルシー地区へと移動した。しかし、今回トライベッカ地区にもギャラリーが集まりつつあるとの情報を得て見に言ってみることにした。トライベッカ地区とはソーホー地区よりもさらにダウンタウンにある地域のことでチャイナタウンと入り乱れたような場所になる。まず最初に訪れたのはANDREW KREPS GALLERYでこのギャラリーはチェルシー地区からここへと引っ越してきた。ギャラリースペースはとても広くおそらくこの広さを求めてチェルシー地区から引っ越してきたのではないかと思った。ギャラリーでいっぱいになったチェルシー地区には近年高級コンドミニアムの建設なども進み広いスペースをリーズナブルに借りられなくなったのではないだろうか。訪れた時には注目の作家Roe Ethridgeの写真展を開催していたがどれも着目点が斬新で素晴らしい作品だった。今回はこのギャラリー以外にもトライベッカのギャラリーをいくつか訪れたのでこの後も紹介していくつもりだ。
泥だらけの地面にてポーズをとるファッショナブルな女性。
新聞の上にがらがら蛇?なんとも斬新な発想だ。
花の枯れる様子を2枚の写真で比べた作品。面白い。
汚れたテニスボール、タバコの吸殻、花びら。
半分以上に減ってしまったHEINZのケチャップ容器。
バイクにまたがるロン毛のお兄さん。真っ白な上下だ。
アメリカンドリームなどを連想させるアイテムの静物写真。
これもアメリカを連想させるが光と闇のような雰囲気がある。
連続するペーパータオルの写真。スーパーで並んでいる様か。
霧の中を横切る一羽のハト、虚ろな瞬間を捉えた写真だ。
小さな池に浮かぶアヒル。どこか人工的な不思議な感じがする。