ロンドンパリから戻って時差ボケも戻らぬまま1週間後にはNYへと向かった!というわけでここからはNYレポートをお送りします。今回も美術館やギャラリーを見て回りましたがやはり世界一のアート市場だけあってスケールの違う展示もあり興奮の滞在記となった。まず最初にご紹介するのはグッゲンハイム美術館だが60周年を迎える美術館はそれぞれグッゲンハイムでソロエキシビションを開催したことのある6人のアーティストに美術館の所蔵コレクションから作品を選ばせるという前代未聞の企画展「Artistic License」店を開催していた。膨大な所蔵品の中からアーティスト達が選ぶのは有名無名問わずそれぞれの感性に響いた作品達で中にはなんと初公開の作品もあるそうで企画の趣向としてかなり面白かった。また、同時開催では没後30周年のロバート・メープルソープの作品とレガシーを1年間かけて様々な企画展で振り返る「Mapplethorpe Now」や警察による暴力で死亡したアーティスト、マイケル・スチュアート事件に感化されたバスキアの黒人問題に焦点を当てた作品の企画展「The Untold Story」も開催していた。このように様々な企画展を同時に見ることができ、そのどれもが非常にインパクトがあってとても面白かった。

1963年のHelen Frankenthalerの抽象絵画作品。

1975年のJoan Mitchellの作品。今またフォーカスされつつある作家だ。

これは珍しい?モンドリアンの作品だが四角がユニーク!

Franz KlineとAlberto Giacomettiの作品対比が面白い。

Phillip Gustonの作品もあった。凄くいい!

Asger Jornの作品。50’sの抽象絵画ブームを感じる。

メープルソープの撮影したグレース・ジョーンズ。

Zanele Muhollの作品。横長で微妙にずれた構図が面白い。

バスキアの企画展もすごく良かった!

なんというのかバスキアの画期的な絵画は凄いとしか言えない。

どこか原始の力のようなパワーを感じると思う。

こんな凄い作品が描かれたドアっていうのも凄い。

色、言葉、全てがアートしているとしか言えない。

警察の暴力が問題になった時期、バスキアも動いた。

キース・へリングも社会問題を題材にすることが多かった。

なんでこんなに凄い絵が描けるのか。ピカソとバスキアには感じる。

警察の暴力に対する反感を作品にしている。

沢山の人が訪れていた。アートを通して社会問題を考えるのだ。

 

 

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