新宿初台のオペラシティーアートギャラリーにて開催中のジュリアン・オピー展と共にオピーのプライマリーギャラリーである外苑前のMAHO KUBOTA GALLERYにてオピーの作品展が開催されている。8月の第1週あたりまで開催しているというのでオピーの小さめの作品を見たい買いたいという方は是非足を運んで欲しい。もっともなにしろオピーなので小さい作品でも600万以上はするのだが見るぶんにはタダである。オピーに関して言えばイギリスを代表する人気作家だが記号化されたような人や風景の表現はオピー独自の世界の見え方でありものの見方なのかもしれない。細かなディティールや個性を消すことでかえってそのものの本質が見えるような不思議な絵だと思う。
極限まで記号化された人物のプロフィールだ。
8月の第1週あたりまで開催しているらしい。
歩く人々はオピーが好んで描くモチーフの一つだ。
近くで見るとわかるのだが滑らかな表面の完成度の高い作品である。
オピーはデジタルサイネージなど様々なメディアも駆使する。
一見単純なように見えるが見るほどに奥深い絵である。