BLOG - 高山かおり(Magazine isn’t dead. 主宰/ライター)

ひとり〈消費生活〉57日目/58日目

◎1/8(木)本日の支出計11,653円

・電車代 925円

・外食代 2,140円

・手土産代 1,306円

・東京駅周辺美術館共通券 5,000円

・化粧品など 2,282円

◎1/9(金)本日の支出計0円

 

木曜の更新ができなかったので2日分まとめて更新。

木曜は午前中から取材に出かけ、帰りに美術館をはしごする。1軒目に三菱一号館美術館で開催中の「アール・デコとモード」へ行き、100年前のパリの美しさにうっとりする。短縮版だったがマン・レイの映像作品を観ることもでき、マン・レイが映像を撮っていたことを知らなかったので貴重な機会となった。誘導の矢印のデザイン一つとっても、会場内のグラフィックも非常に凝っており、力の入れようが伝わってきた。

2軒目のアーティゾン美術館へ行く途中、大ファンのスタイリストIさんとすれ違い、思わず呼びかけそうになってしまった。もちろん面識はない。こんなところで、という場所だったので、もしかするとアーティゾンからの帰り道で別の美術館へはしごするところだったのでは、と妄想する。

アーティゾン美術館としてリニューアル以降継続している「ジャム・セッション」シリーズが大好きなのだが、今回の「石橋財団コレクション×山城知佳子×志賀理江子」の衝撃はとんでもなかった。アーティゾンでは時間が足りなくなることが多いので、今回は2時間半取っていたがそれでも全然足りず、コレクション展は駆け足になってしまった。作品数自体は少ないが、どれも時間をたっぷり使って身体全体で受け止めるような作品で、特に山城知佳子の映像作品が非常に素晴らしかった。分かれているように見える4つのスクリーンが共鳴し合っていることに最初は気づかなかったが、順に見ていくとだんだん見えてくるものがあった。志賀理江子は元々好きな作家でこれまでもいくつか作品を観てきたが、如実な魂の叫びが感じられ、規模にも驚いた。ちょうど先日仕事で必要だったので斜め読みしていた田中角栄の『日本列島改造論』や、これも先日ちょうど購入したばかりの『ハイウェイアニマル』創刊準備号のデコトラの世界観、ずっと気にしている原発問題が作品の中にあり、点同士だったものがつながった気がした。どちらももう一度見直したい展示だ。そして、それぞれの作品内に混じり合うアーティゾンのコレクションから選んだ作品たちが今回もよかった。今後のジャム・セッションシリーズにも期待したい。

◎いま読んでいる本・雑誌

・片手袋研究入門ー小さな落としものから読み解く都市と人(石井公二/実業之日本社)

・SALUS 2026年1月号(東急発行)【読了】

・Alku Tokyo 2026冬号(東京地下鉄/レッツエンジョイ東京発行)【読了】

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