BLOG - 高山かおり(Magazine isn’t dead. 主宰/ライター)

ひとり〈消費生活〉35日目

◎12/17(水)本日の支出計2,050円

・時計の電池交換 1,500円

・電車+バス代 407円

・コンビニで食料品 143円

 

撮影2日目。さくさくと進み、かなり早く進行。昼ごはんを食べに外に出たついでに、近所のマスムラさんに電池交換をお願いするため時計を預け、撮影帰りに取りに行く。いつも丁寧に対応してくださるので、時計の電池交換は絶対にここでお願いしている。年末も近いので蕎麦を食べたいと思っていたが、よく行く蕎麦屋さんの「奥義(おくよし)」が閉業したことを知り、みんなでショックを受ける。店主が急逝されたようだ。いつも賑わっている甲府の老舗で何を食べても美味しい店。どうにかして事業継承できないものなのだろうか。ちょうど一昨日聴いていたPodcast「東京ビジネスハブ」で廃業が異常に増えているという話をしており、身をもって実感する。本当に寂しい。

撮影後に事務所と店に寄り、追加で持ってきた雑誌たちを品出ししつつレイアウトを変更。今年の甲府は最後のため、みんなに年末の挨拶をして東京へ向かう。今日のバスは初めてリサガスのラッピングバスだった。

笹子トンネルに入る前にバスが長く停車し、なんだろうと思っていると消防車が数台通過。トンネル内で火災があったようだ。そのまま2時間も動かず、渋滞以外の要因で停まることが初めてだったのでそわそわしてしまう。東京までは2時間ほどで着いてしまうこともあり、今日に限って食料も飲みものもごくわずかしか荷物に入れておらず、iPhoneの充電も十分に余裕があったわけではなく(しかも今日のバスには電源がついていなかった)、どのくらいそのままか全くわからなかったこともあり、聴いていたPodcastを止める。PCで作業をしようと思ったが、荷物はバスのトランクの中。いま思うと取り出してもらえばよかったのだが、なんだかそんな気にもならず少し眠る。じっと待っている2時間は長く感じた。火災は大丈夫だったのだろうかと心配だったが、バスが動き出してトンネル内を通過中は特に異変は感じなかった。どんな火災だったのかわからないが、どうか無事でありますように。

停車から1時間くらいが経った頃だろうか、NEXCOのスタッフの方が縦列している車の1台1台に水とビスコとカイロが入った袋を配布してくださった。水と食料が手に入りとても安心した。おなかが空いていたので、早速ビスコを開封して空腹を満たす。しかし、これがもし地震などだったらこのような配布はきっとないだろう。先週の地震もあったばかりなのに、こういうところでの備えへの意識は抜けてしまう。勉強になった。2時間遅れたため結局帰宅が遅い時間になってしまい、荷物などを片付けているとあっという間に0時前。発送作業などをしたかったが、明日することにして就寝準備。

配布された水とカイロとビスコ。カイロは使わなかったので、冬の間長距離移動するときは持参しようと思う。

 

◎いま読んでいる本・雑誌

・チョコレート革命(俵万智/河出書房新社)

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