突然だが、パルコが運営するACROSSの人気企画「消費生活」をご存知だろうか。
私は学生時代よりACROSSをよく見ていて、この企画のファンである。
実は昨年、店(Magazine isn’t dead.)のお客さまの紹介で運よく参加することができた。いつか参加してみたいとずっと思っていたのでとてもうれしかった反面、日記もブログも何もかもを続けることが苦手(本当に何もかも続いた試しがない)な自分にとって果たして完遂できるかどうか不安であった。それがたった2ヶ月間だったとしても。
結果としてはなんとか完走。日々思うことがいろいろあるわけで、それらを書き残していく愉しさもあった。
それから1年以上が経ち、ふと消費生活に参加していたときのことを思い出した。
そしてこのブログをずっと放置していたことも(関係者のみなさま、そして読んでくださっているわずかなみなさま、すみません)。そろそろ編集部からブログ削除の連絡がくるかもとずっとヒヤヒヤしていたのだが、現段階でまだ連絡がないため、だったら再び挑戦してみようと思った次第である。題して「ひとり〈消費生活〉」。いつかきっとこの記録は削除されるだろう。インターネット空間に永遠に残されないとわかっているからこそ、消えていくであろうこの場に書き連ねていきたいと思う。
本家の〈消費生活〉をベースに自分なりにルールを変更するため、まず本家との違いを記しておく。
・収入金額と固定支出(家賃、水道光熱費、通信費)の記載はなし
・支出内容を細かく書かない
・月毎の支出合計をまとめない
・現在読んでいる本・雑誌も追記
以上。
いつまで続くかわからないけれど、可能な限りやってみたいと思う。

先日、山梨県の甘利山から見た富士山。美しかった。
◎11/13(木)本日の支出計2,651円
・スーパーで食料品 1,004円
・ドラッグストアで化粧品など 1,647円
思いついた勢いではじめてしまった再びの〈消費生活〉。果たしてどこまで続けられるのだろうか。これは自分にとって実験の場でもある。
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朝も夜も冷え込むようになって、だんだんと起きるのが辛くなってきた。今日は曇りで窓からの日差しがまったくなく、部屋が暖まらない。仕方なくエアコンを稼働。本当はもう少し我慢したかったのだが。
来週掲載の新聞原稿を取材先へ送り、返信を待つ。そうこうしているうちに、北海道での滞在日程がやっと決まった。飛行機を手配しようといつものウェブサイトを開くと、数日前に見ていた金額よりもさらに値上がりしていて怯む。今回は宿代もかかるので航空券往復代+宿代をざっと見積もると、原稿料を明らかにはみ出す。これはキツイ。他に仕事を入れられないか相談し、とりあえずプラスワン。もう少し欲しいところ。とりあえず、片道のみ航空会社のポイントで帰れそうなのでポイントで抑え、帰りの飛行機はもう少し様子を見ることにする。滞在中の打ち合わせ日程などを諸々調整し、高校時代の同級生などにも連絡。会えますように。
図書館へ予約資料の受け取りへ行き、散歩を4.2km。久しぶりに長い散歩に出ることができ、土の匂いを少し感じられた。寒かった身体もポカポカになり、帰宅。道新(北海道新聞)のニュースで昨日道内で低緯度オーロラが観測されたことを知る。動画にまとまっていたので観てみると、鮮やかな赤色が広がっていた。観測できた町が多かったようだ。来年は観測チャンスがもっとありそうとのことで、いつかこの目で見てみたいと思った。
自分が止めてしまっている共同制作物の編集を今日明日でなんとか終わらせたい。当初の予定では10月中旬に発行予定であったが、なんだかずっと作業ができず(今までどうやっていたのだろう)、このまま本当に完成するか初めて不安になっている。進めていかねば。
◎いま読んでいる本・雑誌
・インタープリテーション入門ー自然解説技術ハンドブック(小学館)
・釧路湿原(釧路新書16)
・ハンチバック(市川沙央/文藝春秋)
・マイハズバンド(潮田登久子/torch press)