BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

軽井沢通信 -軽井沢の夏-

昨年の7月末で中目黒のオフィスを引き払って、一年経った。

毎週、軽井沢と東京を行き来しているのだが、なんとなく二拠点生活も少しづつ馴染んできたような気もする。ただ、東京の暑さには参ってしまう。

軽井沢と東京、日中の最高温度は5度くらいの差だろうか。夕方から夜、朝にかけては10度くらい差がある。夜は窓を開けて寝ると、明け方に寒く感じるくらい涼しい。

実際に軽井沢に住んで感じたことが、自然の大切さ。日中は5度くらいの差と書いたが、それは陽の当たる場所。我が家は林に囲まれた場所にあるのだが、木が光を遮ってくれて、土はひんやりしている。8月でもエアコンをつける日は限られる。

東京に戻ると、山手線から見える再開発の景色に辟易する。東京の暑さは自然の少なさも影響していると思う。アスファルトに熱がこもり、エアコンの室外機から暑い空気が発せられる。ビルが多いので暑い空気が抜けることもなく、夜まで暑い。ヒートアイランド現象、待ったなし。

暑さだけではない。再開発で味気ない高層ビルを建てて、古い味わいのある街並みが消えてゆく。古くは代官山の同潤会アパート、表参道、渋谷、自分たちが青春を過ごした景色はもう消えてしまい、どこの国だかわからない景色だらけ。

今も再開発に加えて、日比谷公園や葛西臨海水族園など東京の様々な場所で伐採が行われ、自然が失われていく。ビルばかり建てても、ヒートアイランド現象が進めば東京には人が住めなくなってしまう。

夏の軽井沢は混んでいるという噂だったので、観光地の旧軽井沢から新軽井沢方面にはほとんど近寄らなかった。買い物は御代田か佐久。御代田のツルヤも夏場はけっこう混んでいて、小諸のツルヤみかげ店に行くことも。御代田町は近年移住人気が高く、注目のエリア。新しいお店も増えていて、開拓しがいがありそう。

先日、近所でカブトムシを発見。林道を歩いていたので、踏まれないように林に移動させた。数日後には庭でクワガタムシ発見。カブトムシもクワガタも実物を見たのは子供の頃以来な気がする。

東京の再開発について書いたが、軽井沢も開発による伐採が問題になっている。目先の利益で行動することで未来が失われていく。人間って愚かだなと思う。

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