体調を崩して寝込んでいました。
随分と仕事が止まってしまった。自営業にとって健康が一番大切。体調管理には気をつけねば。
寝込んでいる時に、ふと「自営業になって20年経った」と気づいた。UAを辞めたのが2005年。ずっと山あり谷ありだけど、長かったような、あっという間だったような。
今の時代は生き方も働き方も様々。もしかしたら自営業を考えている方もいるかもしれないので、簡単に「自営業ノススメ」。
1. 目標や目的はあったほうがいいが、必ずしもそれに固執する必要はない
「オレは世界一のデザイナーになる!」「アパレル業界革命を起こしたい!」など、自分の中に明確な目標や目的がある方はそのまま突っ走ってください。ただ、ぼやっとした目標しかない方もいるかもしれない。それはそれでOK。やりながらでも目標が見つかればよいのです。寄り道や回り道も人生においては血となり肉となる。
2. 向き不向きがある
ぼくは自営業推進派だけど、自営業には向き不向きがあるので、みんなに薦めるわけではない。自営業で能力を発揮する人もいれば、組織の中で結果を出すタイプの方もいる。それは比べるべきものではなく、ただの向き不向き。逆にいえば会社員に向いていない人もいる。ぼくは会社を辞める時に「向いていなかった」と気づいたけど、自分の適性を第三者視点で冷静に判断できるようになろう。
3. 経験に無駄なし
先に「ぼくは会社員に向いていなかった」と書いたが、会社員時代が無駄だったとは思わない。会社という組織だからこそ、やらなければならないことがあり、自分の苦手なことにも向き合わなければならない。経験を無駄にするか、活かすかは自分自身。常に学ぶ姿勢は必ず自営業に役にたつ。
4. 社会的評価はゼロ
会社を辞めると、社会における自分の評価は「個人」になる。もしかしたらクレジットカードも作れないかもしれない(ぼくは作れなかった)。住宅ローンは会社を辞める前に組んでおこう。それくらい会社員と新人自営業の社会的評価の差は大きい。それは仕事も同様。会社を辞めた途端に冷たくなる人もいるかもしれない(ぼくはいなかった)。つまりゼロからのスタートになるが、がっかりしてはいけない。あとは自分の実力で積み上げていけばいいのである。
5. 石橋を叩け
ここは意見が分かれるかもしれない。ぼくは石橋を叩いて場合によっては渡らないタイプなので、「リスクは小さく」「逃げ道を用意しておいたほうがよい」をオススメする。スモールビジネスから始めれば金銭的なリスクは抑えられるし、万が一うまくいかなかったとしても若ければ再就職できる可能性は高い。これがある程度歳をとってから大きな借金をして起業して成功しなかったら、方向修正は難しいかもしれない。ただビッグビジネスを目指す方は自分の気持ちに正直に突き進もう。
長くなったので今回はここまで。また気づいたことがあったら書きます。
いつも思うのは、大きな船の船員でみんなで目的地を目指すか、小さいボートで自分の行きたいところを目指すか。会社員だった時期もあり、自営業を長くやっているからこそ、その両方に喜びと苦しみがあることを実感している。
ただ、楽しみながら、苦しみながら、毎日こう思っている。
こんな面白いこと、そんなにないよ、世の中に。
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