今週は展示会だった。2024夏展示会。
洋服業界の方なら、いま2024夏展示会をやっていることを不思議に思うだろう。ぼくもこの時期に夏の展示会を開きたかったわけではなく、ただただ作業が押してしまった。
ブランドを始めて13年目になるが、今は年に4回の展示会を開催している。その間に新商品は入荷するし、別注企画もあるし、撮影もある。一人では作業量が追いつかない。
とはいえ、人を増やすという発想はなく、アウトソーシングできるところはアウトソーシングして、当面は今の体制でやっていく予定。会社という組織ではなく、ブランドに携わってくれる方々全員がプロジェクトメンバーと考えれば、多くの方たちの力でブランドは成り立っている。それが心地よい(組織嫌いとも言う)。
前の会社では大きな仕事にも携わり(もう20年前の話)、それはそれで大きな醍醐味を感じたが、小商にもたくさんのメリットがある。即断即決のスピード感。リスクもリターンも自分自身。好きな人たちと仕事をする。仕事の喜びはお金だけではなく、やっぱり「人」だと思う。お客様の笑顔もそう。
とはいえ、先に書いたようにブランドも13年目。このまま小商でやっていくのか、別の道を模索するのか、分岐点が目の前にあることは感じている。自分の中では答が出ているので、今後はその答に向かって邁進する。ただ、方程式は見つかっていないので、これまで同様に試行錯誤の連続だけど。
今回の展示会ではいくつか面白い話ができた。常に心がけているのは、どれだけ種蒔きができるか。すべての種が実になるわけではないが、そもそも種を蒔かなければ可能性はゼロ。天から実は落ちてこないので、今日もせっせと種を蒔く。
明日も仕事。週明けからは夏に納品が間に合うように生産の打ち合わせと並行して秋企画。どこかで予定していた展示会スケジュールに追いつかないと、、、
仕事って大変だけど、やっぱり面白い。展示会が終わった安心感から(数字はまだ出ていないけど)、ぐだぐだと書いてしまいました。
ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。
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