BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

コラボレーションの裏側(MMA×SAYAMA works)

Trans Japana Alps Race(TJAR)の選手にギアを提供し、実践で磨かれたプロダクトを生み出す国内ULガレージブランド「SAYAMA works」さんとコラボレーション。

SAYAMA worksさんはバッグ類を中心に、MOUNTAIN MARTIAL ARTSはウェア中心に展開している。ということで、作ったのは山で3シーズン遊べるコーディネート一式。

POLARTEC®︎ Power Gridを使用したZip Hoodieは、SAYAMA worksさん向けにMMAで作らせていただいた。制作過程の佐山さんのこだわりはハンパなく、こうしたこだわりがあるからこそ、TJARで通用するギアを生み出せるのかと、ぼく自身も学ばせていただいた。


ベースレイヤーのロングスリーブTシャツは、ジェリー鵜飼さんにイラストをお願いした。こちらのコンセプトを伝えて、想定以上に素晴らしいイラストに仕上げていただいた。お気に入りのイラストで、弊社WEBストアでご購入いただくと、このイラストのステッカーが付きます。

Hoodie、Tシャツ共に絶賛発売中です。

ザックとボトルホルダーはSAYAMA worksさんお得意のジャンル。ULテイストを感じるデザインと実践的なディティールは、TJARでの経験値が反映されている本格的な仕様。佐山さんのアイデアで、部分的にMMAのアイコンでもあるタイガーカモをプリントしている。UL系では珍しいグラフィックが取り入れられたプロダクトが完成した。

3月末発売予定です。

佐山さんのこだわりが詰まったトレッキングパンツも。多彩なポケットが使いやすく、サイドベンチレーションなど山で快適な仕様は、まさにSAYAMA worksさんの考える山で使えるロングパンツ。

こちらは4月発売予定。すべてのコラボレーションアイテムが日本製です。

MMA、SAYAMA works、各々のフィールドであるトレイルランニングとハイク。そして、山と街をシームレスで繋げる。過酷な状況で使われるプロダクトは、街でも快適なはず。多くの方にその機能性を実感していただきたいという気持ちを込めて、街に馴染むデザイン。

今回の撮影モデルは、UTMF(あらためFUJI100)フィニッシャーの千晃さん。アパレル業界でご存知の方もいると思うけど、仕事でも大きなプロジェクトを手がけている業界有名人。山での撮影を山に長けている人にお願いするのは、動きのひとつひとつにリアリティがあるから。

撮影はいつもお願いしている小野口さん。元アスリートで、普段からレースを撮影しているので山での撮影はお手のもの。毎回ぼくの無茶なリクエストに応えてくれる。

さらに服やバッグを作ってくれる工場さん、パタンナーさんなど、多くのプロの方たちの力を借りて、コラボレーションは成り立っている。

コラボレーションする意義は「お客様に喜んでいただけますよう」にと思うのはもちろんのこと、自分にとっても勉強になることが多い。よいブランドに育つように、学びの日々。

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