BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

ブランドを続けるコツ。

週一ブログを書こうと思っていたのに、また時間が空いてしまいました。以前から持病の後頭神経痛がひどく、藁をも掴む気持ちで初めて鍼灸に行ってみた。少し調子を取り戻しつつあります。

さて、振り返ると4回続けて社会課題の内容だった。仕事について書こうと思っていたのだが、社会の劣化が表面化してきて、それは間接的に仕事にも影響する。社会に関心を持つ大切さはまた別の機会に書きます。

ようやく仕事の話。

気づけば昨年の12月でブランドを始めてから12年目に突入していた。ぼくの持論だけど、

ブランドは誰でも始められるけど、続けるのは大変。

「ブランドを通じてこういう表現がしたい!」
「世の中にないプロダクトを生み出したい!」
「ブランドディレクターになりたい!」
「とにかくブランドをやりたい!」

理由はいろいろとあると思うけど、ブランドを始めることは簡単。一番大切なのはやる気で、アパレルであればTシャツから始めれば初期投資も少なくて済む。

ただ、そのブランドを続ける熱意と、もし初めから反響があったとして、それらはいつまで続くだろうか。

人間は飽きる。最初は新鮮に見えても、時間が経てば飽きたり、新しい物が出てくれば、そちらに興味を惹かれる。

つまり、同じことを繰り返していたら、ブランドが支持され続けることは難しい。

だから、ぼくは長く続いているブランドをリスペクトしている。自分でやってみればわかる。続けるだけでも素晴らしい。

さて、続けるために必要なものは。ひとつは資本。お金がなければブランドを続けることは不可能。もし大きい会社が運営するブランドで資本があったとしても、売り上げが伴わなければ事業中止と判断されるだろう。つまり収支プラスにしていく必要がある。

そしてもうひとつは、これはブランドによって異なると思うのだが、ぼくの場合は挑戦。新しい表現でも革新的なプロダクトでもいい。挑戦し続ける気持ちがブランドを続けるモチベーションになる。

これはなににでも当てはまると思っている。ぼくの最初のトレイルランニングは17キロのレースだった。辛くてやめようと思ったが、ダメなりに走るようになって、次は25キロ、次は40キロ、80キロと、距離を伸ばしてきた。

距離は100キロで頭打ちになったが、次は「海外の見たことのないトレイルを見たい」と思い、海外のトレイルランニングのレースに出るようになった。人によってはタイムだったり順位だったり、こだわる部分は異なるかもしれないけど、挑戦するマインドは同じ。

そして、続けていく先にある新しい景色が見たい。

だからブランドを通していろいろなことに挑戦し続ける。それがブランドと自身の成長につながるはず。挑戦なくして成長なし、である。

最初の写真は昨年末に久しぶりにチームで鎌倉を緩く走った際のもの。2011年設立の心折れ部。表立った活動はしていないものの、みんな自分のペースで続けている。続けているからこそ、こうして楽しく集まれるのである。

※解散していません。

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