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かつては日本製が当たり前だった国内の衣料品だが、徐々に海外へ生産拠点が移り、昨年度の国内生産の割合はわずか1.5%。特に国内生産のスポーツ衣料品は少ない。

極端な話をすれば、海外生産と国内生産のクオリティーが大きく変わることはないと言われている。生産規模によっては、設備などで海外が先に進んでいる面もある。

それでも、MOUNTAIN MARTIAL ARTSは国内生産にこだわる。

複雑な複数生地の切り返しや、プリントの柄合わせ。丁寧な縫製や精度の高さ。細かいリクエストに対応してくれて、職人ならではの現場での気づきや気遣いには、こちらが助けられることもある。物作りでなによりも大切なのが、コミュニケーション。

ウェア
バック
キャップ
グローブ

MOUNTAIN MARTIAL ARTSは、すべてのプロダクトが国内生産。日本で企画して、日本で作る。数を追わず、きちんと目の届く範囲で、作りたいプロダクトを作る。そして、届ける。

国内だけではなく、海外で手にした時にも、MADE IN JAPANの良さを感じていただけるように。

日本から、世界に発信。

と、インスタグラムにポストしました。

最近の日本は国際競争力が落ちて激しい円安。賃金は上がらないわ、少子高齢化だわ、なかなか厳しい状況にある。燃料をはじめとした海外から輸入品は高くなり、人口減で社会インフラを支える労働力の確保も難しくなっていくだろう。

ぼくが思うに、この状況を数年で変えることは不可能。だから、現時点での強みと弱みを分析して、5年後、10年後にどうしていきたいかを考える必要がある。目先の利益と自己都合だけを優先してきた結果が今の日本。必要なのは未来への視点。

正直なところ、10年後に「MADE IN JAPAN」が残っているのか、判断が難しい。半導体は海外資本で(日本の労働力が安いから)工場が増えるかもしれないけど、衣料品は需要が増えることはないだろう。

それでも日本には、世界に通用するクリエイションや物作りの歴史がある。

日本が日本という価値を維持できるように、維持している間に、ぼくらはがんばらなければならない。

ということで、今年の目標は本格的な海外進出。日本でスタンダードなアウトドアブランドは海外ブランドが多いけど、10年後に日本のブランドが海外でスタンダードになれるように。

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