MOUNTAIN MARTIAL ARTSの2023春夏テーマは
「Let’s Take A JOURNEY! 旅に出よう。」
コロナ禍も落ち着き(?)、旅に出る機会が増えた人も多いと思う。そして、旅先で走りたいという人も。
ランニングウェアは軽くて、乾きが速くて、嵩張らなくて、実は旅との相性が抜群。それがタウンユースでも使えるデザインであればさらに良し。旅のお供にランニングウェアを、というテーマです。
というわけでもないけど、ぼくも旅に出た。イベント「Alternative Square」に参加するため、車で京都へ。
「Alternative Square」は日曜日開催。土曜日移動だと渋滞に巻き込まれそうなので、金曜日に東京を出発して、夜に京都に到着。
翌日土曜日は、せっかく京都に来たので、京都一周トレイルへ行ってみた。
でも、東山コースの一部だけ。
ルートは伏見稲荷から大文字山まで。わりとメジャールートらしいのだが、あいにくトレイルマップが入手できなかったので、GPXファイルをダウンロードした。
入口は伏見稲荷を登っていく。せっかくなのでおみくじを引いたら、人生初の「凶後大吉」!調べると伏見稲荷のおみくじは32種類あるらしい。こういうのも旅の楽しさ。
伏見稲荷は土曜日ということもあり、観光客や修学旅行生が多かった。今回は混んでいたのでさらっと通過してしまったが、あらためてゆっくり訪れてみたい。
京都一周トレイルは要所要所でしっかりと道案内があって、しかもわかりやすい表示で安心できる。迷っても街が見えるので、一人で行っても困ることはない。
なんと京都一周トレイルコースに内宮と天の岩戸まであった!天の岩戸はくぐれます。日向大神宮は「京の伊勢」と呼ばれているとのこと。とても雰囲気のある神社で、京都一周トレイルを走らなければ訪れることはなかったかもしれない。
大文字山へ向かう登りは、低山ながらなかなかパンチのあるトレイル。木の根が美しい。大文字山に近づくと、ハイカーの方が多くなってくる。中には外国人観光客も。無理に追い越さず、抜く時は声をかけて早歩きで。
大文字山の手前で京都一周トレイルルートと別れ、大文字山山頂へ向かう。山頂は観光客とハイカーさんで賑わっていた。
一人だったので、観光に来ていた若者に写真をお願いする。
「もう一枚撮りますね。ポーズは同じでいいんですか?」
と若者に言われ、ぷるぷると足を上げたおじさんの写真。こういう世代を超えたコミュニケーションも旅ならでは。
大文字山からは京都の街が見渡せる絶景が。ここから銀閣寺方面に降っていくのだが、けっこうリアルなトレイルで、もっと観光地的なルートを想像していた。ここを登ってくる観光客はなかなかすごいのではないだろうか。
街に降りて終了。ルートは20K弱。4時間くらいかけて、京都一周トレイルの一部を堪能した。要所要所で京都らしい神社仏閣が現れ、表情に富むトレイルも走り甲斐があった。
実はホテルに戻るのに、Google mapで調べたら公共交通機関で一時間くらいかかり、汗だくということもあり、走ってホテルまで戻った(半分くらい歩いたけど)。街には観光客が溢れ、コロナ禍前の賑わいを完全に取り戻していた感がある。
ホテルに戻った途端、大雨が降ってきた。午後はホテルでゆっくりと過ごした。
TOPS: MMA DOF Tee
BOTTOMS: MMA Racing Run Pants Trail (100MPJ)
SHOES: HOKA ONE ONE MAFATE ORIGINS
BACK-PACK: MMA DUSTY 1st
HAT: MMA Bucket Hat
コロナ禍以降はレースを目標としているわけでもなく、普段から走りたいところを走っている。走力は落ちているけど、レースでも、練習でもなく、旅先で観光するようにトレイルランニングをする。
ぼくにとって、とても楽しく贅沢な時間だった。
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