先日、蓼科山に行ってきた。

蓼科山は八ヶ岳の北端で、日本百名山のひとつ。2531mとなかなかの標高だが、7合目に登山口があるので登頂しやすい人気の山。

ぼくは大河原峠から登り始める。こちらも標高2093mにあり、蓼科山へアプロートしやすい。大河原峠からの登山道は一部急登もあるけど難しい場所はなく、八ヶ岳らしい苔むした岩やダケカンバに加えて、シラビソの縞枯れが美しい。

蓼科山荘がある将軍平で7合目登山口と合流している。日曜日ということもあってか、とても賑わっていた。そこから蓼科山頂を目指すが、なかなかの急登ガレ場。注意深く登りましょう。

100名山登頂。いくつめかな?100は目指さずとも、これからも地道にひとつずつ増やしたい。

天候もよく、山頂からの眺望はまさに絶景。そしてガレガレのクレーター状の山頂は独特の雰囲気で、まるで異世界のよう。360度ぐるっと北・中央・南アルプス、八ヶ岳が望める。これは素晴らしい。

さて、今回の登山の目的は、山好きMMA maniacsのKさんから「蓼科山荘さんがオリジナルグッズを作りたいそう」とご相談いただき、標高2350mでの打ち合わせとなった。こういうのも職業柄、というか、自分から「現地で打ち合わせしましょう!」とお伺いした次第。趣味と仕事、一挙両得。

お話をお聞きすると、最近はトレイルランナーが立ち寄る機会が多くなっていて、八ヶ岳界隈でもトレイルランニングへの理解が増しているということ。ぼくもトレイルランニングも登山もするけど、共に山をフィールドとした遊び。トレイルランニングをきっかけにこうして山小屋さんから声をかけていただくのはうれしい限り。

打ち合わせ後は天祥寺原方面に下り、亀甲池と双子池に。天祥寺原は平坦な歩きやすい道で、今回のルートは距離は長くないものの、景観の移り変わりが多くて、ソロでも充分に楽しめる。

途中、若者ハイカーさんから「MMAの方ですよね」と声をかけていただいた。山で声をかけていただくとうれしい。観音平から来たと言っていたが、八ヶ岳全山縦走だったのだろうか。ぼくもいつか挑戦したい。

亀甲池と双子池。標高2000mにある池は、地下から沸く水が水源とのこと。なにしろ抜群に静かで綺麗なので、心が洗われるよう。

双子池には蓼科山荘さんと同系列の双子池ヒュッテさんがある。こちらも静かな環境で、食事やデザートのメニューも豊富。近くにはテントサイトもあり、双子池でのんびり一日過ごすのも贅沢な過ごし方。いつかやってみたい。

クレームブリュレとシナノゴールドのリンゴジュースをいただきました。とても美味しかったです。

双子池ヒュッテさんで一休みして、双子山経由で大河原峠へ戻る。戻った頃はガスガスになっていて、行動中は天候に恵まれた良い山行でした。

今回のコースは登山初心者でも巡れる設定なので、トレイルランニングを愛好していれば体力的には全然問題なし。走れるようなトレイルではなく、初めての登山や百名山という方にもよいかも。秋の紅葉時期も素敵な景色が見られそう。

蓼科山荘さん×MMAオリジナルグッズはこれから企画するので秋には間に合わず、来年の春くらいにはお披露目できれば。その際はトレイルランナーさんもハイカーさんも、ぜひ蓼科山に遊びに行ってください。

tops: MMAxRanor Mountain BD Shirts
bottoms: MMA 7pocket Run Pants (Test type)
shoes: NIKE React Pegasus Trail4 GORE-TEX
back-pack: SAYAMA works FAST + Dustin holder
hat: MMA Mountain Mesh Hat
stock pole: Helinox TL-120ADJ

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