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BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

ぼくらのライフスタイルに寄り添うプロダクト。(Apple Watch Ultra)

ぼくの周りにはApple製品が多い。仕事ではMacを使い、スマートフォンはiPhone、日々使う腕時計はApple Watch。このブログはMacBookで書いている。Apple信者ではないが、長年愛用して慣れているし、なにより便利。

とはいえ、毎年新商品を追いかけているわけはなく、iPhoneは11だし、Apple Watchもシリーズ5。不満もないので、当分買い換える予定はなかったのだが、先日のApple Eventで気になる新商品が、、、

Apple Watch Ultra

詳しい解説は専門サイトを読んでいただくとして(ぼくはそんなに詳しくない)、コンセプトをAppleのサイトから抜粋。

“Appleは本日、耐久レース、探検、冒険のための新しく大胆なデザインと多様な機能を備えた、Apple Watch Ultraを発表しました。

Apple Watch Ultraは、49mmのチタニウムケースと平らなサファイア前面クリスタルを採用し、これまでで最も大きく最も明るいApple Watchのディスプレイを搭載しています。カスタマイズできるアクションボタンを使うと、様々な有用な機能に瞬時にアクセスできます。

Apple Watch Ultraのバッテリー駆動時間はどのApple Watchと比べても最も優れていて、通常の使用時で最大36時間のバッテリー駆動時間を実現します。さらに、新しい低電力設定は数日にわたる体験に理想的で、バッテリー駆動時間を最大60時間まで延ばすことができます。

「ウェイファインダー」文字盤は、Apple Watch Ultraの大きくなったディスプレイのためにデザインされていて、最大8つのコンプリケーションを設定できるスペースと目盛り盤に埋め込まれたコンパスを備えています。”

さて、評判は様々だが、ぼくがなぜ気になったかというと、今はランニングやトレイルに行く際に、Apple WatchとSuuntoの二本持ちだから。それがもしかしたら一本で済むようになるかもしれない。

Apple Watch Ultraの様々な評判のひとつが、「デカい」。既存のApple Watchは41mmと45mmで、Ultraは49mmで61.3g。ぼくが今使っているSuunto Spartan Ultraが50mm円形の73gだから、問題ないどころか少し小さい。

そして「バッテリーがGarminやSuuntoと比べて頼りない」という意見。Appleでは36時間使用可能と公表しているが、いち早くトレイルランナー目線で解説記事をアップした「DogsorCaravan」によると「レース時にGPSの精度最大、心拍測定機能オンの低電力モードでトライアスロン(アイアンマンディスタンス)の完走までカバー=16-17時間」とのこと。

100kや100マイルには足りないが、ぼくはロングトレイルは(多分)もうやらないので、50k想定であれば充分な時間。登山もぼくはテン泊縦走しても長くて3泊4日で、行動時間は10時間程度。必ずモバイルバッテリーを持っていくので、夜間充電すれば問題なさそう。荷物からモバイルバッテリーを削るほどUL志向ではない。

そもそも、トレイルレースやテン泊縦走に年に何回行くのか、という話だと思う。

普段は街に住み、運動はランニングを週に数回、年に何度かトレイルレースに参加したり、登山に行く。そんなライフスタイルに、Apple Watch Ultraはピッタリなのではないだろうか。長くなったバッテリーや精度の増したGPSは日々の生活でも役に立つだろう。

もっとガチに使う人は、それこそSuuntoやGarminを使えばよいのだ。それはイベント後に反応したGarminのTwitterがいみじくも答になっている。

「We measure battery life in months. Not hours.(バッテリーは何カ月持つか、というのが当社の争点であり、何時間というレベルの話ではない)。」

つまり、バッテリーが何ヶ月も持たなくてよいユーザーにとっては、Garminはオーバースペックとも言える。

ただ、Appleにありがちなのが「え、こんなはずじゃなかったのに」。初代Apple Watchがそうだった(速攻買うも、あまりにも使えなくて放置)。年次アップデートでよくなるのはわかっているが、初代Ultraに手を出すべきかどうか、、、

しかし、答はわかっているのだ。「街と山をシームレスに」というのはMOUNTAIN MARTIAL ARTSのコンセプト。Appleがそのコンセプトに寄り添うプロダクトを誕生させた。ぼくが買わずにどうする。 124,800円(税込)も、Apple WatchとSuuntoを新型に買い替えることを考えれば安いものだ(各々ステンレスとチタンボディを選べば合計20万円超え)。

ということで、ポチ。

(数ヶ月待ち)

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