洋服好きなら、いや、好きでなくても、一枚は持っているのがスウェットパーカ、いわゆるフーディー。
ぼくも何枚か所有している。古いものは70年代のヴィンテージから、流行りのストリートブランド、さらには生地こだわり系ブランドなどなど。
でも、すべて重いのだ。
軽ければいいわけではないのは理解している。生地の味わいだって魅力のひとつ。
とはいえ、洗濯すれば3日くらい乾かない（しかも洗濯中は洗濯機が壊れそうなくらいガタガタ鳴っている）。一日中着ていると首と肩がガチガチ。そうなると、なかなか気軽に着ようという気持ちにはなれない。
ということで、POLARTEC®︎ Power Stretchでフーディーを作った。
首元の紐をドローコードにしたり（ブラブラしているのが苦手）、ポケットの形状をラウンド型にしたり、脇にベンチレーションをつけたりと、オリジナルのディティールでアレンジしているけど、基本的な形はヴィンテージフーディーで、少しゆとりのあるシルエット。
胸元とフード部分には、あえてハンドクラフト感のあるフェルト刺繍を。機能素材とフェルト刺繍を組み合わせているのは多分世界中でMOUNTAIN MARTIAL ARTSだけ。いかにも「機能！」というよりは、普段から着やすい落ち着きのあるデザイン。
そして、Power Stretch。
ボリュームがあるが、軽い。
暖かい。
柔らかい。
肌面のフリースが心地よい。
速乾性なので洗濯してもすぐ乾く。
走る時にも山に行く時も着用できる。
自転車もOK。
軽いから冬の旅に持っていくにも便利。
これでいいじゃない。
ではなく、これがいい。一度着てしまうと、ヘビーウェイトのコットンフーディーには戻れない。
こちらはファミリー＆フレンズ用に作ったボックスロゴ。Districtで買ったKolorのコートと合わせてみた。このガンクラブチェックのコートも合繊で軽量。
ぼくは天然繊維も嫌いではない。しかし、機能素材の進化はすごい。だから、機能素材を着たことがないという方はぜひ試して欲しい。
もしかしたら、天然繊維に戻れなくなるかも。
POLARTEC®︎ Power Stretch
リアルなアウトドアシーンでの激しいアクティビティに求められる高度なストレッチ性と吸水速乾性を有した「POLARTEC®︎ Power Stretch」。
4方向に伸縮する強度なストレッチ繊維と特殊な二重ニット構造により、あらゆる動作を妨げることなく、快適に動ける高いストレッチを実現。また、高い通気性と、発汗による水分を吸収しながら外側へ拡散させて素早く蒸発させる吸水速乾性を備える。
しなやかな素材は形状回復性に優れ、フィット性を高めることで快適に動けるメリットを生む。スムーズな生地表面は他のプロダクトとの摩擦抵抗が少なく、レイヤリングがしやすいためアウトドアアクティビティとの相性がよい。
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