BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

今、政治の話がヒップ!

昨年行われた共和党トランプ氏と民主党バイデン氏によるアメリカ大統領選は世界中で注目度が高く、日本でも多くのニュースやワイドショーで報道されました。

ご存知の方も多いと思いますが、テイラー・スウィフトやレディー・ガガ、ビヨンセ、キャプテンアメリカことクリス・エヴァンスは公式にバイデン氏支持を表明。逆にトランプ氏を支持する著名人も多くいました。

アメリカの政治事情には詳しくありませんが、自身の政治観や支持政党を表明することは特別なことではない印象があります(間違っていたらスミマセン)。

対して日本は。

こちらも昨年SNSを騒がせた検察庁法改正案(※)。政権の都合により(政権寄りの)検察官の定年を延長するという悪法に多くの国民が反発。きゃりーぱみゅぱみゅさん、小泉今日子さん、浅野忠信氏など著名人もツイッターで意見を投稿したところ、

「政治的なことツイートして欲しくない」
「わからないのにツイートするな」
「デタラメな噂に騙されないようにね」

など多くの反発がありました。

(※)当事者である検察官が文春砲により賭け麻雀を報道され辞職。結局廃案となる。

日本ではなぜか政治の話をするのはタブー視されているように感じます。でも何度か書いているように、政治こそぼくたちの生活に直結する大切なこと。逆になぜ話題にしないのか不思議です。

「わからないのに」というのも意味不明。だって、サッカーW杯やオリンピックの時期などは、詳しくない方も語りますよね。逆にみんなで語りあうことで学んだり知識が増えたりする。ぼくも野球には詳しくないのに大谷翔平については語ってしまいます。

日本には「村八分」(村社会で掟や秩序を破った者が絶交されるなどの制裁を受ける)という言葉がありますが、個人の意見よりもコミュニティにおける秩序を重んじる傾向があるように感じます。「上には逆らうな」「意見を言うな」のように。そんな国民性も影響しているのですかね。

でも「コミュニティ」(より広義でいえば「社会」)こそ、複数の人間が共存するために多種多様な意見が交換されることで議論が深まり、精度と納得性の高い結論を導き出すのではないでしょうか。意見が出ないことは何のプラスにならない。そんな会議、よくありますよね。

社会も政治も自分の生き方と切り離せないもの。それなのに無関心だったり、知識が全然なかったり、話をすることもできないって、イケてないですよね。

趣味の話もいい。仕事の話もいい。会社の愚痴は、、、よくない(愚痴を言うくらいなら改善するように努力しましょう)。

そして、趣味や仕事と同じように、政治や社会問題について話すのは、フイナム的にはヒップですよね(※)。

(※)「ヒップな人とはファッショニスタと呼ばれる人ではありません。着飾るよりも内面が充実している人。自分のスタイルがあり、やっていることや考えていることがリスペクトされる人たちのことです。」(フイナムより)

PS: 「投票に行こう」シリーズはいったん終了。自分の知識内でなるべくわかりやすく書いたつもりですが、読んでいただき少しでも政治に興味を持っていただいたら、秋の衆議院選挙はぜひ投票所に足を運んでください。

メディア、官僚、教育、日本会議など日本が抱える問題はまだまだ多く、また機会があれば書こうと思います。ちなみにぼくは「無党派」です。

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