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BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

ランニングはストリートカルチャーだ。

コロナ禍で変わったのは、トレイルトリップに行けなくなったこと。都内に引きこもっているが、そのおかげか東京をフィールドとする愉快なロードランナーとのネットワークが広がった。

それが健ちゃん練。

サブスリーランナーが集まる草チーム。毎週行われる熱くハイレベルな練習。派手なチームTシャツ。そして時には日本を代表するようなランナーもJOINするという謎の集団。

噂は聞いていたのだが、MMAのサイトをサポートしてくれている敏腕WEBプロデューサーのトムやファッション界随一の走って語れるBEAMS牧野さんが参加されていることもあり知り合うことができた。(※ぼくが練習に参加しているわけではありません。)

なにより、健ちゃんがMMAのヘビーユーザーだった。ありがとうございます。

ぼくが面白いなと思うのは、健ちゃん練のハイレベルなトレーニングはアスリートと変わらないのに、どこかストリート然としている。それは「速く走りたい」というランニングの絶対軸はブレずに、スタイルを大事にしたり、個性的なメンバーが揃っていたりと「競技」以外の部分も大切にしているから。

健ちゃん練はスケートボードのいらないストリートカルチャーだ。

光栄にも健ちゃん練のチームTシャツをMOUNTAIN MARTIAL ARTSで製作させていただきました。ストリートカルチャーをオマージュしたデザイン。

健ちゃんはじめ、メンバーのみなさまも気に入っていただけているようでよかったです。ぼくも健ちゃん練メンバーに着ていただくのはうれしく、サブスリーという領域でこのTシャツが疾走する姿は痛快。

先日、メッセージでやりとりしていた時の健ちゃんの言葉。

「遊びでやっているので、僕はただただ楽しくやりたいだけなんですよね^ ^」

健ちゃん練はロードの超速軍団。ぼくはトレイルの鈍足ランナー。でも「遊びは楽しく」という共通点があった。

これだからランニングは面白い。

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