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BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

GOOD PRODUCTS 100 まとめ(026-030)

インスタグラムで始めた自分が銘品だと思うアイテムを100紹介する「GOOD PRODUCTS 100」。

今回は026から030までご紹介。

GOOD PRODUCTS 100 (026/100)

UNITED ARROWS Novelty (NOT FOR SALE)
入手時期 1998年頃

このなんとなくスーパーマーケット風なロゴにアレンジされたバッグは、前社でグラフィックの仕事につき始めた頃にデザインした。当時は商品部に所属していて、取引先様向けに制作したノベルティだ。親切にセクションごとの電話番号まで記載してある。こういう遊び心はノベルティならでは。

マグカップは販売促進部時代に制作。自分で言うのもなんだが、把手がロゴなんて素晴らしいアイデア!でも今なら両方ともロゴ規定に引っかかりそう。

ロゴモノやノベルティは大好きである。だから自分のブランドでもよく作る。

さて、GOOD PRODUCTSには前社時代の話がよく出てくる。前社から学んだことは数多くあるからだ。

ファッションは文化である
日本に新しい生活様式を
百貨店ではなく十貨店

洋服が好きで入社したのだが、入社した会社は革命集団だった。ただ洋服を作って売るだけではなく、日本人の生活様式を変えようというのだ。

その学びは随分前に退社したぼくの中に今でも存在する。Mountain Martial Artsはデザイン性のあるスポーツウェアを作ることが目的ではなく、スポーツのある生活の楽しさを提案したい。

今でも前社のロゴモノを使っているのは、働いていた時代に誇りを持っているから。モノはモノで完結せずに、思い出を伴うアルバムのような存在でもある。

GOOD PRODUCTS 100 (027/100)

Helinox TL-120ADJ
購入時期 2016年頃

ぼくのトレイルランニング原体験はUTMBのドキュメントだ。壮大な山々のトレイルをストックを持ちながら走るランナーの姿。トップランナーも市民ランナーもストックポールを手にしている。

そう、ぼくにとってはトレイルランニングにはストックポールが不可欠なのだ。トレイルを舞台としたマラソンではなく、走るトレッキングの旅。

最初に購入したのはBlack Diamondだった。2012年のSTYに参加するにあたり入手したのだが、当時は人気でみんな使っていたような気がする。しかし、北アルプス登山で曲げてしまい、次なるストックポールを探すことに。

ランブラーさんにも作っていただいたのだがもったいなくて使えず(なんという貧乏性)、たまたま仕事で立ち寄ったSUNDAYさんで目についたのがこのHelinoxのストックポール。あのアウトドア向け折り畳みファニチャーのHelinoxだ。

Helinoxもストックポールを作ってるのか。
ゴールドってかっこいいな。

そんな理由で購入。一目惚れというわけではなく、なんとなく、である。

しかし、それからずっとHelinoxを使い続けている。超軽量なわけでもなく、折り畳みシステムが画期的というわけでもない。

なんとなく理由を考えてみると、ほとんど他のランナーと被らない。そして、ずっと使っているので手にグリップが馴染んでいるし、3つに折り畳まれたストックポールを伸ばす仕草を体が覚えている。つまり、慣れているのだ。

トレイルレース以外では登山にも使っている。というか、もうストックポールなしの山は考えられない。体力、走力のないぼくの強い味方である。

GOOD PRODUCTS 100 (028/100)

NIKE AIR MOC
購入時期 1994-1995年頃

見た瞬間にやられてしまった。

NIKEといえばスポーティーなスニーカーというイメージなのに、目の前にあるのはスニーカーと分類されるのかもわからない、これまで見たことがない類のシューズだった。

袋状(?)のアッパーでミッドソールはなく、直接薄めのアウトソールがついている。しかもエアが入っているというではないか。アッパーのヌバック素材はうねうねと波打ち、コロコロと丸いシルエットと相まって、どことなく生物っぽさを醸し出している。なんともインパクト大なシューズ。

たしか出会いは1994年か5年のことで、当時働いていたオフィスの裏にあったELTが並行輸入で取り扱っていた。ベージュと黒の2色展開で、迷った末に両色とも購入。まだ国内正規販売はされていなかった。

履いてみると、ソールの薄さとミッドソールがないため、決して歩きやすいシューズではなかった。後から知るのだが、キャンプ先などで履くための「21世紀のモカシン」というコンセプトで、たしかに脱ぎ履きは楽だし、履いているだけなら心地よい。当時はアウトドアに興味はなかったが、やっていたら重宝しただろう。

しかし、どんなスタイルにも合わせることができた。というと語弊があるかもしれない。あまりにもオリジナリティと存在感があるので、何にもマッチしない。だから逆にスタイルを気にすることなく、どんな服の時でも履くことができた。最初の出会いで感じたように、見た目勝負のシューズだったのだ。

何度か復刻されているが、なぜか初代の生物っぽさは再現されていない。

GOOD PRODUCTS 100 (029/100)

CHROME HEARTS 10roller chain + wallet
購入時期 1990年代

時は1992年。トラッドな印象のUAで雰囲気が異なるシルバーとレザーのブランドを取り扱っていた。洋服屋界隈に人気が高かったそのブランドは「CHROME HEARTS」。その頃は「クロームハーツ」と呼んでいたような。

せっかく入社したのでぼくも欲しいと思ったが、なにしろ高い。で、最初に手に入れたのがレザーの紐がついたダガーチャーム。たしか2万7千円だった。今もキーリングにつけている。

クロムハーツにはどこか中毒性のようなものがあった。ひとつ買うとまた欲しくなってくるのだ。また「ヴィンテージLEVI’S + クロムハーツ」スタイルが原宿を中心に盛り上がり始め、ぼくのブツ欲もヒートアップ。リング、ブレスレットとアイテムが増え、ついに手に入れたのが6ローラーシングルクリップ+ロングウォレット。

今はわからないのだが、当時は「カスタムサービス」が存在した。ぼくも「4ローラー+1クリップ追加」のカスタムを依頼。つまり「10ローラーダブルクリップ」に。この仕様は販売していなかったのだ。

カスタムはLAに送り返しての作業となる。半年ほど待ち届いたら、なんと仕様が間違っていて、また送り直し。結局一年ほど待って完成。クリップの雰囲気がなんとなく異なるのも愛嬌である。

今は保証書というものがあるらしいが1990年代にはなく、6ローラーシングルクリップがLAの工房で10ローラーダブルクリップになったストーリーはぼくだけが知る。

GOOD PRODUCTS 100 (030/100)

ENGINEERED GARMENTS Seersucker Jacket + Shorts
購入時期 2015年頃

Mountain Martial Artsでは「スタイル」を大切にしている。単品での完成度を高めつつ、組み合わせればブランドらしさが伝わる。例えば、ボーダーTにデニムランパンはMMAらしいスタイル。

夏のアメトラスタイルといえば、シアサッカーのスーツ。シアサッカーは凹凸感のある涼しさを感じる素材で、アメトラの代表的な素材のひとつ。それを「ENGINEERED GARMENTS(エンジニアドガーメンツ)」が表現すると、このようなセットアップになる。

パッドの入っていないジャケットの着心地は軽やかで、それに合わせるのはフルレングスではなくショーツ。トップスを小さめに、ボトムスをボリュームのあるスタイリングが自分の中ではEGらしい。

このセットアップスタイルの良さに、単品で使えるということがある。ジャケットだけ、ショーツだけと。そしてそれには各々の完成度が高くなければならない。

話は少しそれるが、ぼくは以前トレイルチームを友人たちとやっていた。その時に思っていたことが「ただ集うだけではなく、個で勝負できるメンバーが集まるチーム」だった。戦隊シリーズよりAvengersである。スタイルも同様だと考えている。

ちなみに最近の夏はあまりにも暑くて、ジャケットを着る機会はほとんどない。

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