CLOSE
BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

GOOD PRODUCTS 100 まとめ(016-020)

インスタグラムで始めた自分が銘品だと思うアイテムを100紹介する「GOOD PRODUCTS 100」。

今回は016から020までご紹介。

GOOD PRODUCTS 100 (016/100)

RED WING 6inch Classic Moc Boot
購入時期 1995年

永遠の定番ワークブーツ、と聞けば思い浮かぶのは「RED WING(レッドウイング)」。

伝説の雑誌「Made in U.S.A」で紹介され、アメカジ愛好者からは熱い支持を受けていたこのアメリカ生産のタフなワークブーツを一般の人が履くようになったのは、1990年代の裏原ムーブメントの影響が大きかったように思う。ぼくが入手したきっかけもまさにそれ。

黒のモックトゥ8179
黒のプレーントゥ8165
ベージュスウェードのモックトゥ8173
ベージュスウェードのプレーントゥ8167
オロラセットと呼ばれる赤茶の日本企画のアイリッシュセッター8875

なかなか入手困難で「どこそこに入荷した」という情報を聞くと急いで行き、なんとかフルコンプリート。考えてみると当時はSNSもなく、情報は完全に口コミ。ネットワークとフットワークだけが頼りで、それはそれで買い物の楽しさだったような気がする。

上記のRED WINGたちはいまだ現役。シューレースを変えたり、いくつかはソール交換して、スウェードは汚れたら丸洗い(本当はよくない)。RED WINGのレザーはタフで、壊れるイメージが沸かない。こういうシューズが本当に一生モノなのだろう。

年代によりタグやコバの色が異なるらしい。そういうマニアックな楽しみ方ができるのも定番の魅力。

GOOD PRODUCTS 100 (017/100)

STANLEY&SONS Standard Logo Tote
購入時期 2015年

「Made in U.S.A」にはタフなイメージがある。RED WINGをはじめとしたワークブーツや、荒野を駆け抜けるJeepなど。

ブルックリンの工房でハンドメイドされているバッグ&エプロンブランド「STANLEY&SONS(スタンレー&サンズ)」もタフ。このトートバッグは分厚いキャンバスのボディに、それ以上に分厚いレザーの把手がリベットで留められている。

味わいのあるブランドロゴは、ロゴ以外を黒くプリントしている。つまりロゴ部分だけ抜いているのだ。一室の内側には小さなポケットがついているだけで、とてもシンプルな造り。そして分厚いキャンバスもレザーも、ハンパなく堅く重い。

でも、なぜかそれが魅力に感じられてしまう。

軽量だったり、パッカブルになったり、使いやすいトートバッグはいくらでもある。それでもSTANLEY&SONSを使うのは、心意気を問われている気がする。このバッグを使いこなせるようになってやる、と。ぼくのトートバッグはまだまだだが、キャンバスもレザーの把手も長年使っていると馴染んでくるらしい。

初めて知ったのは「HUGE」という雑誌のMade in U.S.A特集。もともと裏原系だったのが、アートやファッションを中心としたコアなカルチャー誌へと変貌。その後、経営判断からか改悪なリニューアルを断行して廃刊になった。昔から雑誌はよく買うが、いまだHUGEを超える雑誌には出会えない。知る人ぞ知る雑誌。

STANLEY&SONSも言ってみれば知る人ぞ知るブランド。ブランドには「オレだけの」という魅力もあり、それゆえに愛着が湧く。

GOOD PRODUCTS 100 (018/100)

HERMES Cavalier
購入時期 2000年代

シンプルなキャンバス素材のバッグでも、ブランドが異なればまったく別のアプローチとなる。

海外出張に行った際の空港で、たまたま立ち寄った「HERMES(エルメス)」の免税店で衝動買いしたCvalier(キャバリエ)。ヒースローだったか、シャルル・ド・ゴールだったか失念してしまったが、あまり縁のあるブランドではなく、ぼくの持つ唯一のエルメス。

寸胴型のボディはヘリンボーンに織られたしなやかなキャンバス素材。構造はシンプルで、出し入れする際はファスナーで開口部を開け閉めし、ショルダーベルトを持つと口がギュッと狭まる。このベルトのカラーが特徴的で、調べたら乗馬用のブランケット柄らしく、さりげなくブランドアイデンティティを込めている。

いわゆるワンショルダー型で、たすきに背負えばフィット感がよく、購入した当時はオートバイと自転車に乗っていたので通勤用バッグとして使っていた。汚れたら洗えるし、引っ掛けなければ裂けるようなこともない。上品な雰囲気ながら、なかなかのタフさを併せ持つ。

そしてなんといっても控えめ(?)なロゴのフォントとバランスがとてもよい。一生使いたいと思えるプロダクトは、クオリティだけではなく細部のデザインにもこだわりを感じる。

GOOD PRODUCTS 100 (019/100)

Sandy Vohr’s Leather Zoo Elephant Bookend
購入時期 2000年代

新型コロナ禍で通販が大幅に伸びているらしい。自宅にいながらインターネットでポチっという買い物はとても便利で、ぼくもよく利用している。でも、ショップで偶然出会い、衝動的に買うのも楽しい。

この象。レザー製のブックエンドで、20cm程度なのだが3kgもある。ロンドンのWestborneにある「Paul Smith Westborne House」に立ち寄った際、気に入って購入した。

ポール・スミスは日本でも長く人気のあるブランド(実は昔働いていたことがある)。日本だと百貨店系ブランドという印象もあるが、ロンドンの高級住宅エリアにあるWestborne Houseではポール・スミスの真髄を感じることができる。

小さく「Paul Smith」と記された邸宅を改装したショップに入るには、そこそこの勇気が必要。しかし足を踏み入れればイギリスのテーラリングにPOPなテイストをミックスしたウェアが邸宅に調和するように並んでいる様は圧巻。3階ではビスポーク(オーダースーツ)も!死ぬまでにここでスーツを作るのが夢。

なにしろ素敵なショップで「ここで買い物がしたい」と思わせる魅力がある。で、買ったのが象のブックエンド。後で調べたら「Sandy Vohr’s Leather Zoo」というブランドだが、どことなくポール・スミスのテイストを感じる。

通販は便利だけれど「ここで買いたい」と思える魅力を生み出すのは難しい。「Westborne House」を思い出すたびに、便利さとは異なるリアルショップの魅力が失われることはないだろうと感じる。

GOOD PRODUCTS 100 (020/100)

Oliver Peoples Vintage Clip on Sunglasses
購入時期 1990年代

ポール・スミスが素晴らしいのは、生み出すプロダクトだけではない。ぼくが勤めていた1990年初頭。デザイナーズブランドなのにショップに自分のセレクトしたアイテムを並べたり、Crokett&JonesやTrickersなど他のブランドに別注していた(今でいうコラボレーションやダブルネーム)。時代先取りである。

セレクトしたアイテムのひとつ、アメリカのアイウェアブランド「Oliver Peoples(オリバーピープルズ)」。今では「セレブ向け」のようなイメージがなくもないが、当時は知る人ぞ知る通なブランドだった。

コンセプトは「1920〜40年代のヴィンテージを現代風にアレンジ」というもので、この眼鏡もメタルフレームに刻まれた彫刻(?)が美しく、まさにヴィンテージ感のある繊細なデザインとなっている。

加えて当時流行っていたクリップオンタイプのサングラスが付属。カチっとはめるだけで眼鏡がサングラスに早変わりするクリップオンは重宝した。このクリップオンにも彫刻が施されている。

ぼくはかなり視力が悪く、ポール・スミスではレンズ交換をしていなかったので、当時青山の骨董通りにあったオリバー・ピープルズのショップでレンズを変えた。玄人臭漂う眼鏡のプロといった佇まいのスタッフの方の知識と真摯な対応が素晴らしかった記憶がある。

数年前に久しぶりに移転した青山店をのぞいてみたら、まるで別のブランドのショップのようになっていた。ブランドは変化するものだが、変化したテイストが自分に合うとは限らない。相性みたいなものなのだろう。

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

Mountain Martial Arts 公式 Instagram

自分のInstagram

Mountain Martial Arts 公式サイト

TOKYO MOUNTAIN RUNNING COMPANY

Mountain Martial Arts Facebook page

MMAサイト内のブログ「文系ランナーZ」

ランニングメディアのRunners Pulseさんのブログ

note始めました

UPDATE BLOG

ブログトップもっと見る