新型コロナ禍によって、それまでの日常を過ごすことができなくなった。
そもそも日常ってなに？
日常：毎日のようにくり返されるさま。ふだん通りであるさま。
新型コロナ禍により世界中がロックダウンや緊急事態宣言などの対応に追われてから数ヶ月が経った。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）について少しづつ理解が深まってきているからか、慣れたからか、以前より落ち着きを見せているようにも感じるが、日本をはじめ世界中で感染が終息する気配はない。
日本でもPCR検査拡大の是非や、そもそも新型コロナウイルスの危険性について様々な意見が出ている。個人的には世界中で正解が出せない状況なのだから、様子をみるしかないと思っている。だから今は東京から出ることはないし、不要不急の外出は控えている。
そうすると必然的に家で過ごす時間が増えるのだが、それはそれで新しい発見があったり、これまで後回しにしていたことをやるきっかけになる。
オフィスのレイアウト変更をしたり。
不要なモノを処分したり。
使わないモノをネットークションに出してみたり。
家の窓の桟を掃除したり。
毎日ねこと遊んだり。
人が少ないルートを探しながら走ってみたり。
Instagramで新しい試みを始めてみたり。
ふと思った。この生活も数ヶ月続けば、日常なのでは。
日常とは不変ではない。
思い返してみれば、子供の頃の日常と今は違う。
会社員時代の日常と自営業の日常も全然違う。
日常は常に変化していく。
だから、次の日常は「新型コロナ禍がなかった頃」に戻ることではなく、試行錯誤しながら見つけていかなければならない。
行動する時は、必ず問うことにしている。
それは、リスクを犯してまで今しなければならない行動なのか。
リスクとは、
自分が感染するリスク。
自分が感染することで、家族を感染させてしまうかもしれないリスク。
無症状感染で（今はほとんど人に会うことはないが）第三者を感染させてしまうリスク。
自営業なので、仕事を止めてしまうリスク。
それはすなわち、取引先様に迷惑をかけてしまうリスク。
変な例えかもしれないが、新型コロナウイルス感染は交通事故と同じような気がしている。「自分が事故を起こすわけがない」と誰もが思っている。しかし、事故は一瞬で起こる。油断からか、慢心からか、運が悪かったからか。
後悔はしたくない。だから、今は最善の注意を払って生活をしていく。それが今のぼくの日常。
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