オーストラリアの知人が亡くなった。
ネットではSNSの誹謗中傷で亡くなられた女子プロレスラーの方が話題になっている。悲しい出来事ではあるが、「ヘイトより応援のほうが全然多いんだよ」って、みんなが伝えられたら結果は変えられただろうか。
いつも思うのは、人間(に限らず動物)は、生まれてきたからには死を迎える。生と死は隣り合わせで、いつ、どんな形でやってくるかわからない。
亡くなったオーストラリアの知人は、オーストラリア在住のラン友のラン友で、2018年にトレイルレースで行った際に出会った。彼はレースに出るのではなく応援に来ていた。自分で走るのも、応援するのも好きなようで、いつも笑顔だった。
レース前に初めて会って、その時にぼくは100kレースに挑戦していたのだけれど、80k地点のエイドで休んでいる時に声をかけてくれた。知り合いもいない海外レース、久しぶりの長距離の挑戦で消耗していたぼくは、彼がぼくを覚えていてくれたこと、声をかけてくれたこと、そして笑顔で交わした会話がとてもうれしかった。
「何時にフィニッシュする予定なの?」
「多分明日の10時くらい」
「フィニッシュで待ってるよ。また会おう」
そしてエイドを出る時に写真を撮ってくれた。それが一番上の写真。
その後FB友達になって、彼は会った時のようにいつも笑顔で走る姿をアップしていた。笑顔で気さく。そんな印象しかない。それが突然いなくなってしまうなんて。
ぼくらもいつかは死ぬ。それは避けられないことであり、バーチャルではない常に身近にあるリアル。だからこそ、生きている間は一生懸命に生きたい。
彼とは一期一会だったけど、ぼくは忘れることはない。
R.I.P.
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