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BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

真のシームレスウェア(MMA Pull Over Mountain B.D)

シャツが好きだ。

Tシャツは楽だけど、カジュアル過ぎてマッチしないシーンがある。襟があるだけで雰囲気や気分が変わる。

ということで、Mountain Martial Artsでも自分の趣味全開のシャツを作っている。MDとかトレンドとか関係なし。自分が着たいために作るのだ。

2018年にhuntstored.さんというガレージブランドとコラボレーションした際に、お互いアメカジ好きなので「プルオーバーワークシャツ」を作ろうという話になった。

ヴィンテージによく見られるプルオーバータイプのワークシャツで、そのまま作っても面白くない。ふたりともトレイルランナーなので、トレイルでも使えるようにスポーツ用の速乾&ストレッチ素材にヴィンテージのデニムとオイル汚れのついたヒッコリーをプリント。

フロントはボタンではなくファスナー仕様で、比翼にしてファスナーが直接見えないようにした。さらに脇下にはベンチレーション装備とアクティビティ対応仕様。

かなりマニアックな仕様で(多分世の中に同じ仕様のシャツは存在しない)、ぼくはとても気に入って普段着、登山、トレイルレースなどに使っていた。

2019年はヨーロッパのヴィンテージパッチワークをプリントしたシャツのサンプルを作ったのだが、なんとなくリリースするのをやめてしまった。ところがそのサンプルをInstagramにアップしたところ「欲しい!」とコメントをいただいたので、一年寝かせて今年リリース。

あらためてリリースするにあたり、襟をボタンダウンに変更。老舗アメカジブランドのパッチワークをサンプリングしてプリントしたのだが、かなりアメトラ感が出ている。ブレザーに合わせて小洒落たレストランで食事をすることも出来るし(今は出来ないけど)、北アルプス3,000mの山々やトレイルランニングレースにも行けるのだ(今は行けないけど)。

脇のベンチレーション。ぼくは暑がりの汗かきなので、普段着として使っていても有効なディティール。なんといっても洗っても乾きが早いのは使っていてとても便利。ヘビロテ対応なのだ。

もっと早くブログに書こうと思っていたのだけれど、グズグズしているうちに弊社WEBストアでは在庫薄に、、、ありがたいことです。

MMA Pull Over Mountain B.D (Patchwork.A)

MMA Pull Over Mountain B.D (Patchwork.B)

ここ数年「シームレス」という言葉をよく見かける。「つなぎ目がない」という意味のITやアパレル用語で、ぼくもブランド紹介の際に「アクティビティとデイリーをシームレスにつなげる」と使うことがある。

でも、実際にシームレスで使えるウェアはまだまだ少ない。

ぼくはもともと洋服を作っていたわけではなく、トレイルランニングを始めて自分が着たいウェアを作るようになった。そういう意味ではどこかで作られているトレンドには興味ないし、リアルクローズ(現実性のある服)を作りたいと思っている。

着ていて楽。タウンユースもできて、アクティビティに対応する機能を有する。このシャツは現時点でぼくの理想に近い真のシームレスウェアであり、リアルクローズである。

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