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Danielle Cantor 『SPREADS』

こんにちは!

本日はテルアビブ在住のライターである Danielle Cantorによる著書『SPREADS』という本のご紹介です!

彼女はテルアビブとヤッファを拠点とする相互扶助団体「Culture of Solidarity」の共同設立者でもあり、長きにわたり人権問題に向き合ってきました。

本書はそんな彼女が食べ物という誰にとっても身近で消化しやすいメディアを使い撮影したフィルム写真やショートエッセイが収録され、この本を通し、近年起きている様々な問題や、多様な文化に対しての探究や疑問を投げかけています。

また本書は全てテルアビブにて印刷製本が行われ、表紙は1冊1冊ハンドのスクリーンプリントにて製作されています。

今回は彼女が来日していてお店に本をもって来てくれたのですが、本の内容だけではなく、彼女の人柄にとても魅力を感じて、ウチのお店を使って日本に住んでいる方にも彼女が今まで培ってきた経験に触れてもらおうと思い、急遽ではありますが、収録された写真を店内に展示する事にしました!

明日の18時~21時にて著者のDanielleもお店にいてくれるので、彼女の生活圏では今何が起きているのか、決してタブーな質問ではないと思うので、是非彼女と話にいらしてください!

 

Danielle Cantor
『SPREADS』
BOOK LAUNCH Exhibition
2/28 (wed) ~
Opening Reception 18:00~21:00

『SPREADS』
SPREADSは、人、場所、視点を集め、テーブルの上に並べる。レンズの焦点を合わせるために食べ物を使いながら、文化と自己を慈しみ、好奇心をもって問いかける。

これは、何年もかけて有機的に開花したプロジェクトである。
思考、経験、観察を練り合わせ、時には飲み込みがたいが、常に甘美で、寛大で心のこもったショートストーリーやフォトエッセイを形成している。

その目的は、対立するイデオロギーの間にある溝を開け、隙間に入り込みがちな文化のニュアンスを探り、答えよりも多くの疑問を投げかけることだ。このノスタルジックな味と人生へのラブレターは、詩情豊かに、彼らが浸っている政治を解きほぐしていく。

Danielle Cantor
ダニエル・カントル(30歳)はテルアビブ在住のライターで、テルアビブとヤッファを拠点とする相互扶助団体「Culture of Solidarity」の共同設立者。

彼女は、文化、コミュニティ、アイデンティティを見るためのレンズとして使われる食べ物を記録するために、フィルム写真と詩的な考察を取り入れている。

今回は久々に少しだけマーチャンダイズも作成しましたので、合わせて是非!!

 

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