こんにちは。
先月29(金)からスタートしたShoko Otake “Roll on Day Day”も折り返し、終盤に差し掛かってきりました。
連日多くのお客様にご来場いただき作家、スタッフ一同大変うれしく思っております!
さて、本日は弊店オーナーであります大北幸平から作家大竹笙子さんに向けたインタビューを掲載させて頂きます。ご来場いただきましたお客様にはさらに彼女の魅力を、それ以外の方々には
作家”大竹笙子”を知っていただく機会になりましたら幸いです。
それでは。
オーナー大北幸平 *以下S → 作家 大竹笙子さん*以下O
S_まずタイトル”Roll on Day Day”こちらの由来と、今回の展示の作品について教えて下さい。
O_文字通りローラーが版木の上をころころ回り、日々版画が出来上がる様と、
今となれば平穏だったあの日々に再び戻ることが待ちきれない気持ちも、楽しみが待ちきれない時に使われる”roll on〜”に込められると思い”Roll on Day Day”にしました。
S_版画という技法にたどり着いた流れや、版画での表現で大切にしている部分をお聞かせください。
O_ 2000年の年賀状をゴム版画で作ったのが最初の版画体験で、それ以降毎年年賀状は版画で作るのが私と姉の恒例行事になっています。
年賀状用の版画は3版以上使って作っているのですが、1版の一色刷りをずっとやりたい気持ちがありました。パンデミックで身動きが取れなくなったタイミングで黒一版の版画を作り始め、それが今も続いているという感じです。
S_本格的に作家活動を始めた時期や、始めるきっかけなどございましたら。
O_展示することを本格的とするならグループ展の2019年からです。
社会人経験が、自分も作りたいんだという気持ちに気づかせた大きなきっかけのひとつになっています。
S_ロンドン芸術大学を卒業と聞いておりますが、海外での空気感や経験は今の作家活動に影響はございますか?
O_ 作家活動にというよりも自分の人間形成に大きく影響していると思います。
様々な国や考えの人との出会いは今でも何かを考える時の基準になっていますし、日本という国を客観的に見ることができたことも日本人の女性に生まれた自分という立場を考える機会を与えてくれています。
S_今後の展望などございましたらお願いします。
O_これからも展示タイトル通り、日々ロールしていきます。
“Roll on Day Day”
Shoko Otake
2022/4/29 fri-5/14 sat
at SALT AND PEPPER 3F
Open:Weekday 12:00-20:00
Sat&Holiday 11:00-18:00
Close Sun&Mon