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la Nuit

こんにちは。

スタッフのNanakoです。

私、音楽が好きでラジオやApple Music、YouTubeといろんな媒体で様々なジャンルの音楽に触れるのが習慣なんですが

ラジオはパリのラジオ局、Radio Novaを気に入っています。

Radio Novaはエレクトロ、ニューウェーブ、レゲエ、ジャズ、ヒップホップ、ワールドミュージックなど、さまざまな音楽ジャンルのアンダーグラウンドなアーティストを紹介しているインターネットラジオ。

いくつかチャンネルがあるのですが、私は中でもNova VintageとNova la Nuitというチャンネルが好みでよく聞いています。

Nova Vintage は90年代の終わりまでの全てのジャンルにフォーカスしたチャンネルで、

Nova la Nuit (la Nuit=夜)はHIP HOPやエレクトロニカなどヒューチャー系?とでも言ったらいいんでしょうか(すいませんあまりジャンルに詳しくなくて)、そんな感じの曲が流れるチャンネルです。

ですから la Nuit という言葉には馴染みがあったんです。

 

そんな中、

 la Nuitという言葉がタイトルに含まれている本が最近入荷して、これは何かの縁だと(勝手に)感じたので紹介したいと思います。

これです。

Sanle Sory “PEOPLE DE LA NUIT”

西アフリカ・ブルキナファソ人フォトグラファー、サンレ・ソリーの作品集。1960-83年の間、作者のカメラに向かって自由奔放に明るくポーズを取ってくれた人々に捧げた一作。

「 あの頃はお金がなくても生きていけたし、誰もが思いっきり楽しんでいた。どんな時でも夜遊びして、羽目を外したものだった。」
―サンレ・ソリー

当時作者は、日中はブルキナファソ南部にあるヴォルタ・フォトスタジオに何日もこもって作業をし、夜になると活気あふれるミュージックシーンやユースカルチャー、ダンスパーティー、結婚式へと繰り出しては撮影し、自分の町のポートレイトを作り上げていった。ヴォルタ・ダンシング、カルバス・ド・オール、ノルマンディ、ダフラ・バーなど人気クラブの客を探していない時は、愛車のヴォルタ・フォトの2CVバンに乗り、ボボの街の北西にあるコウ・バレー周辺の鄙びた村へと足を延ばした。ちょっとした照明とサウンドシステムを積んで行っては、野外パーティーを自ら開催した。「土埃のパーティー」と呼ばれていたイベントは日が昇っても続いていたが、農夫や羊飼いたちは夜明けとともにバカ騒ぎを後にして、畑や牛たちの世話をしに戻っていったという。

野外パーティーなんて聞くと羨ましさでいっぱいになってしまいますね。モノクロですが楽しくて明るい空気感が伝わってきます。

ディウラッソという国の名前は私、初耳でした。

西アフリカに位置するブルキナファソ。国旗は🇧🇫

こうして新しい知識が身につくととても嬉しいです。観光スポットなんかも調べてしまいました。それを話し始めると長くなりそうなのでカットしますけど。笑

こちらの写真集、シンプルなデザインですがオレンジ色のカバーは布張りだったり、フォントもアフリカの空気が感じられてとてもいいですよね。

写真は全てモノクロの正方形トリミングですが、味のある哀愁漂う写真で見飽きません。

また個人的にいいなあと思うのは、ポージングです。

はっちゃけているところをそのまま写したものも有れば、

思い思いのポージングで写しているものもありなんだかとても心温まります。

気取らない感じが滲み出ていて好感が持てるんですよね。友達と写真を撮るときの参考にしてもいいかもしれないです。

いかがでしたでしょうか。

私は好きなものを紹介できてとってもハッピーです。イエイ。

皆さんの好奇心が少しでも満たされれば幸いです!写真集が気になった方は、こちらからどうぞ。もちろん店頭でもお取り扱いしています。

Staff Nanako Toriya

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