こんにちは。
そろそろカキ氷食べたいなと思っているスタッフNanakoです。
おしゃれなカフェで食べるカキ氷もいいですが、
舌が真っ青になるくらいシロップのかかったジャリジャリのカキ氷を食べたい気分なんですよね〜。
ブルーハワイ、いいですよね〜。わかります?
わかりますよね〜うんうん。
カキ氷の写真集でもあれば紹介したいところですが、残念ながらないので、
私的「ブルーハワイ」な本を紹介したいと思います。
この本 かなり変わり種ですので、皆さんびっくりすること間違いなしです!(自分でハードル上げちゃう)
じゃん。
Felicity Hammond “PROPERTY” (SINNED)
イギリス人アーティスト、フェリシティ・ハモンドの初作品集。21世紀に入ると建築を体験する方法に大きな変化が訪れた。というのも高度に進化した技術がもたらす仮想世界というレンズを通せば、見取り図から建設後の環境を視覚化して、世界中の町や都市の未来図をデジタルで生成することが可能となったからである。本書は、ファウンド・イメージを使ったコラージュを通じて一見完璧に見えるイメージの世界を掘り起こし、それがいかに現実とかけ離れたものであるかを明らかにする。不格好で薄汚れた乱雑な都市の姿は、夢のように華やかな現代生活のイメージとは相容れない存在だが、ハモンドは2つの世界を衝突させることによってこの違和感を一層強調した。コンピューターのスクリーンに映る非現実的なイメージを印刷物に変換するといかに現実世界を無視して作られているか、途端に誰の目にも明らかになる。本書に収められたイメージは静物のようでもあり、舞台装置のようでもある。これらがオブジェの痕跡なのか、それともイメージの痕跡のオブジェなのかは定かではない。人の手によって構築された環境が常に変化し続けるのと同じく、このセットは指示が出るのを待っている。
どこがブルーハワイなの…と思った方!厳しいです!青くて涼しげだからいいんです!面白い本だから紹介したいのです…!(本音きた)
紹介文がかなり長くなっていますがそこまで読み込まなくても大丈夫です。なんてったって……
ページがくり抜かれていたりして、めちゃくちゃ面白い本だからです!
どうですか!!!
絵本などではよく見る仕掛けですが、
それがなかなか硬いコンセプトがあるこの本で採用されているというギャップがたまらないです。
しかもですね、
仕掛けの面白さに気を取られがちですが、
写真の違和感のなかにある美しさもこの本の大きな魅力です。写真、というよりグラフィックといった方がいいのかな。。
袋とじや日めくりカレンダー形式、カード状、など面白い形状の本が
SALT AND PEPPER にはありましたが、このタイプはかなり珍しいです。
紙も板紙のような厚い紙で、色の発色も良くモノとしてのクオリテイも高い。
おまけに、
サイン入り☆
嬉しい☆
☆==
気になった方はこちらからどうぞ。
だんだんと暑さを感じる日が増えてきましたがくれぐれも体調にはお気を付けください☆
Staff Nanako Toriya
SALT AND PEPPER