BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

経験

 さあ新年度。今日は朝から家の近くの神社と会社の氏神さまにお参りしてきた。そして新しいスタッフを2名迎えた。朝一番で簡易的な入社式を行った。たぶんいいスタートが切れるだろう。

 昨夜は気温が上がったからなのかどうにも寝苦しい夜だったが、おかげで早朝に起きて録画していたサッカー日本代表対イングランド代表の試合を結果を確認せずに観戦した。結果は1-0の勝利。英国式に言うとワンニル。イェー!

 ドイツ、スペイン、ブラジルを破ってるんだからもうジャイアントキリングとか金星というのもどうかと思う。もはや日本は強豪の一国になった。この先もこれら世界ランク上位国と勝ったり負けたりという互角の試合ができそうだ。

 Jリーグが始まったとき、働いていた出版社にはサッカー好きがいなかった。なのでぼくがどういうわけかサッカー担当ということになり、いろんな会見や試合などのパスをいただいた。もちろん外国出身選手の取材なども担当。

 当時の関心ごとはワールドカップ出場だ。何をどうすれば日本はワールドカップに出られるのという問いに、どの外国選手、監督も「それは経験だ」と言って返してくる。経験? そんなもの選手はみんな長く試合をしているし、サッカーでの栄光や挫折は痛いほど知っている。代表選手にしてみれば国際試合経験もそれなりに豊富だし。リトバルスキーや、リネカーにそんな問いを投げかけるも、彼らはただやれやれ、という反応しかしなかった。

 どうにも腑に落ちないまま、ドーハの悲劇を経験する。そしてその後来たファルカン監督にも同じ質問をしてみた。ここでも経験だ、と返された。えー、なんなんだよー。

 しかし今日のイングランド戦を観てこれほど腹落ちしたことないくらい「経験」という言葉がしっくりきた。ドーハ、ジョホールバル、ワールドカップ初出場、グループリーグ全敗、そしてその後続く出場記録。グループリーグ敗退、ベスト16数回。日本でも本大会の開催など、目まぐるしい経験を日本はしてきた。観るこちら側だって、もはや海外をリスペクトし過ぎてない(©︎大谷翔平)。

 これが経験なんだな。

 当社ライノもスタートから今年33年目。まあそれなりに経験を積んだ会社ということになります。

 今年度もどうぞよろしく!

 

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