来週は9月になる。子供たちの夏休みはあっという間だ。
といっても地方や学校によっては、夏休み期間が違っていてすでに新学期が始まっているところもある。この時期気になるのは、子供の自殺者が増えることだ。
これはある程度(すべてとはいかないにせよ)、学校や国がもっと真剣に対応してほしいこと。いまはそれがやりきれていないように思える。子供達にとって学校やその小さな社会がすべてだから大人が割って入っても解決には至らないかもしれないが、何かやれることはあるのではないか。識者たちも知恵を絞っているが、なかなかこれといった決定打がない。サインが見える子だったら親が無理にでも学校休ませたりできるのだけど、そうでない子もいるから難しい。
これとは直接関係ないかもだけど、夏休みの宿題はゼロ、無しにするってのはどうだろう。宿題なくても勉強したい子は自分でするし、したくない子たちに無理強いするのもどうかと思う。いまもそこら中で、親子ゲンカが始まっているだろう。
もうひとつのアイデアとして、夏休みのような長い休暇を無くすというのもある。シーズンの途中途中に1週間くらいの休みを挟み込んでならすという方法。あるいは週休3日とか4日制にするとか。9月から新しくクラス替えするとか、楽しいイベントを新学期からやるとか、なんとか学校に行ってもいいやというモチベーションを持ってもらえる方向に持っていきたい。
各学校の各学年に一人、心理カウンセラーを付けるのを義務付けるとかしてほしい。無駄な税金の使い道をやめればそんな財源を簡単に捻りだせそう。
簡単に逃げろとか子供たちに言うのは簡単だが、逃げるくらいなら死んだ方がましという子もいる。
スマホの普及のせいでこれが加速しないことを祈る。