BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

TPO

 TPOについてたまに考える。ほんとうにたまにであるが。

 年に数回、ちょっとした記念日などでかしこまったレストランなどを利用する機会がある。そこそこのお店だ。特に冬場などは最低限ジャケットは着なくてはとそそくさと取り出すのだが、実際お店に行ってみると、どカジュアルなお客さんなどがいて鼻じらむこともある。こっちは頑張っているのになあ。

 着飾る、という道楽をもはや多くの人は楽しむことはなくなった。どカジュアルで年中ビーサンがのお前が言うな、とお叱りを受けそうだが、そこそこTPOは弁えているつもりだ。

 タキシードとはいかないけれど、せめてジャケットに革靴でそれこそ着飾った人たちが集う場(レストラン)のようなものがあれば、服はもっと売れると思うのだが。

 コスプレと言い換えてもいい。そうでもしないと服装はどんどんカジュアルになる。

 

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