先日公言した「知っておいたほうがいいブランド」の件は、スタッフ間とのタイミングが合わず、まだ進められてない。しばしお待ちを。
今日は新聞を読んでいて気になった記事から。
「DIE WITH ZERO」(ゼロで死ぬ)という本について。
書店で見たことはあるが、こういう自己啓発系の本を手に取らないのでスルーしてきた。しかし今日読んだ著者インタビューで興味が出てきた。
この本、何かというとタイトル通り、死ぬ時にゼロで死ね、のススメである。人生の計画を決めて若い頃しかできないことはお金使ってでも経験し、そして貯蓄を残さず死ねというわけだ。子供達にお金を残して死んだとて人生100年時代、70代になろうという子供たちも遺産を引き継いでも使い道がない。先ごろ亡くなった司会者の小倉智昭さんがインタビューで語っていた。老後にあれをやろうと思って取っておいたものが、実際年になると病気などのせいでできなかったと。なんだか読んでて悲しい気持ちになった。
死の床についたとき、価値を持つのは、お金ではなく思い出だ。
パテックやロレックスやフェラーリではない。さわやかな初夏の木漏れ日の中で家族と過ごした時間や旅行などのかけがえのない時間だ。
アンプラグド・フイナムで「バケツリスト」号を作った。バケツリストとは死ぬまでにやりたいことのリストという意味だ。この号は好評でかなり売れた。
今日の著者インタビューでも「タイムバケット」(時間のバケツ)を作り、それぞれのバケツにやりたいことを入れていくことを勧めている。
自分もちょっとやりたいことをまとめてみようかな。
行ってみたいのは、ポルトガル、南アフリカ、中南米のビーチ、カリブ海。そこでエンドレスサマーしたい。またフェルメールも全部この目で見てみたいし(半分くらい達成)、ツエルマットを上から下までスキーで滑りたい。
よし、今夜はロマネ・コンティを飲もうかな(嘘)。