BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

秋の文化活動

 この週末はどこもかしこもお祭りだらけ。いたるところでお神輿を担ぐ人たちを見た。あまりにも暑すぎてぐったりしている人も。気候変動の影響をここでも思い知る。

 そんな祭りを横目にこちらは秋の文化活動というわけで、東京国際フォーラムで催されたピナ・バウシュの「春の祭典」を鑑賞に。秋の祭りシーズンに春の祭典というのもなんか妙だが。

 おが屑ようなものを敷いたステージの上で大勢のダンサーが踊る様はまるで虫や魚や動物の群れを想起させるもの。迫力ありました。

 途中30分の休憩があって(舞台におが屑を敷くために)、ロビーで休みつつ来ている人たちを観察する。民度が高いというと誤解を招くかもだが、文化的水準の高そうな人々ばかり。唯一のヤンキーは自分だけであった。

 その後、横浜で行われていた友人のコンサートにハシゴ。満員のホールの客層は、さっきまでとはまったく違う人々。年配の人も多いせいか、時間通りに開演、そしてスケジュール通りに終演とまるで機械仕掛けでできているかのようなステージだった。

 そして久しぶりの横浜中華街。夏の名残りの充実した一日でした。

 

 

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