BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

ルックバック

「もっとアニメに関する案件を増やしましょう」と先日某スタッフから突き上げがきた。あまりそっち方面に詳しくないが、いつの間にか好事家スタッフが増えているようで、出版社のIP(知的財産権)関係者に会ったり、打ち合わせしたりどうやらコトは進んでいるようだ。

 先日、うちに所属していた元スタイリストがインスタで藤本タツキの「ルックバック」についてポストしていた。そんなこんなでまた読み返してみることにした。

 この作家の創造性は「チェンソーマン」でよく理解していたのであるが、こういう青春譚を描かせてもこんなに素晴らしいのか。小説やドラマでは表わせないマンガでしかなしえない間、表現。主人公が引きこもりの学友(とてつもない絵の才人)から自分の作品について称賛を受けた後、顔を緩ませながら田んぼを歩くシーンでは鳥肌が立った。

 図らずも昨日は京アニ放火事件からまる5年の日。

 

 ところでこの作品、映画になっていたのね。観に行きたいな。

 

 

 

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