BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

東京都知事選

 赤いたぬきと緑のきつね。良く言ったものだ。そう言われるとそうとしか見られない東京都の都知事選が今日から告示。立候補は50人以上というから多士済々というより有象無象と表した方がいいかもしれない。パッと見、自分の友人知人はいなさそうなので、これまで間違いのない人間関係を築いてこれたと自負したい。

 この人に都政を任せたいとか、信頼おけそうとか、そういう人が思い浮かばないのが、我が東京都民の悲哀である。都知事選エレジー。ドクター中松には健闘を期待する。

 ところで都知事と言えば東京都庁。都庁といえば丹下健三のカセドラル建築だが、その弟子というべき槇文彦さんが先日亡くなった。代官山のヒルサイドテラスの設計で著名な建築家だ。以前、氏の建築物に住んでいたことがあるので妙に親近感を持っている。

 建築家や画家、作家など、家業なる人たちは、亡くなってもその作品が後世に残る。生前評価されなくても時が下るにつれ再評価される人もいればその逆もいる。いずれにせよ、もがき苦しみ創造した作品は、常に他人の評価の対象だ。

 政治家も家業とも言える。でもこの人たちは後世に残す法律を作るというより、グループを作り、利権を作り、自分たちが甘い汁を吸うだけのためにこの職業を選んでいるとしか思えない。

 そんな人たちの選挙。そんなやつらの誰にも投票したくない。ドクター中松以外w。

 

 

 

 

 

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