物価が上がってる。
昨日無性に吉牛が食べたくなり、ジムの帰りに恵比寿駅前のお店に誘い込まれるように入った。システムが変わっていて注文は席でタッチパネル。ライス少なめで頭の大盛りが個人定番なので注文しようとしたら、肉だくという見慣れないメニューがあり、それを選択するとさらにオプションが。一番上が頭の大盛りだったので、深く考えないままそれをタップ。待つこと数分。番号を呼ばれてカウンターへ。すると大盛り肉丼にハーフの牛皿のようなものが付いてくる。あとで分かったのだけど、肉だくがそのハーフ牛皿ということらしい。結果、肉とご飯のバランスを著しく欠いたランチになってしまった。
お会計は豚汁を加えて1,001円。吉野家で1000円を超えるとは。で冒頭のセリフである。
Yahoo!ニュースなどではラーメンが1000円を超えられないというような記事を読んだが、体感的にラーメン1000円以上なのは普通だ。会社のそばにできた有晶なんて椎茸そばが1100円。甘く煮たしいたけと刻みネギだけの具でこの値段。広尾にある某ラーメン店などは、1800円から。安いうまい早いという日本のB級グルメ文化は、衰退しているなという実感だ。
いま高級寿司屋さんはひとり5万円が普通。これじゃ普通にお勤めしている人は無理だよね。
これは極端な例かもだが、この傾向はますます進みそうだ。
おとなしい日本人でも、国に対してデモを行ったり抗議したりする運動が活発になるかもしれない。
日本にもジャン・バルジャンが出現するかも。
