インディアンサマー、または小春日和。
今日の東京地方はまさにこの陽気である。街を歩く外国人は、ほぼ半袖。中には半パンの人も。ともかく11月末のこの時期にしては、異例の暖かさだ。草木も間違って狂い咲きしそうな勢い。こんな日は着るものに困る。Tシャツにコットンのカーディガンくらいが良さそうだが、そのカーディガンで昨日やらかしてしまった。
朝、ジムバッグにカーディガンを入れて外出し、夜帰宅する道すがらクリーニング店に寄った。
バッグをごそごそと探り、グレーの物体を取り出してカウンターに置いた。
「ドライで」と言ったら、お姐さんが怪訝な顔をする。ジムで着替えたパンツを出してしまった。恥ずかし過ぎて、どこかに入れる穴を探したくらいだ。
向こうはこんなことは慣れたことなのだろう。何事もなく手続きしてくれた。
あー、恥ずかしかった。