意を汲み取る。
他人の考えなどを推察するという意味だ。
最近なんだかそれができない人が増えてきたように気がする。自分の言いたいこと、やりたいことしか主張しなくて、相手のことを慮(おもんばか)れない。あるいは受け取るポイントがずれている。
どうやらこれ、学力と相関性はなさそうだ。高学歴者にもずれている人は多いし、勉強はできないけれど飲食店などでホール係としてマルチタスクをこなす人もいる。
日本人は意を汲み取るのが得意で外国人はちゃんと伝達しない限り通じないなんて言説もあるが、アメリカでは先回りができるなウェイトスタッフやショップ店員が、顧客の意を汲み取りまくってとてつもないチップを稼いでいる。
先日、代官山の八幡通りを歩いていると飲食店の募集広告が貼ってあった。
「気の利く人、募集!」
痛いほど気持ちはわかる。しかしそんなんで人が集まるのだろうか。
ちなみに当社もいつでも気の利く人、募集中です。業務業種とも「超」拡大中のため大幅な人員補充を計画しています。
さらに人事評価制度のコンサルタントの方とも契約し、より働きやすいフェアな職場にモディファイします。
MAGAではなく、MWHPが我が社のモットー。
来年の新卒予定の方、応募待ってますよー。もちろん中途採用もありありです。
ところでMWHPが何を略しているのかわかりますかね? ヒントはぼくの名刺の裏にあります。