BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

バックカントリー

 3月になったばかりというのに春のような気温が続いている。これでは山の雪が溶けてしまう。今シーズン、まだ一度しか滑ってない。古い友人と春スキーに行こうと話していたのだけど、この調子では難しそうだ。

 ところで今年はバックカントリーでの事故や遭難に関するニュースを例年より多く聞いた気がする。事故が増えているのか、たんに報道を目にする機会が多いだけなのか不明であるが、好みが反映されるYahooニュースでは頻繁にあがってくる。

 コメント欄が辛辣で読んでてあまり気持ち良くない。それでも怖いもの見たさでついつい覗いてしまうのだが。

 自己責任だとか、捜索費用は被害者が負担しろ、捜索隊の皆さんに迷惑かけて、などと遊びでやってんだから自分でなんとかしろという突き放したトーンである。中には、勝手にひとりで歩いて降りてきてくださいなどと骨折で歩けない人に雪山以上に冷たいコメントを寄せる人も。

 なんなんだろうね。毒を吐けばカタルシスが得られるのかね。

 夏にサーフィンで遭難した人たちに対してもこういう人たちは冷たい。

 遊んだり楽しんではダメなの?

 日本は素晴らしい国だとか、外国人から喜ばれるとか、世界に誇れるとかあるけれど、そういうところはどうなんでしょう?

 

 

 

 

 

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