ちょっくらインドネシアはバリ島まで視察に行ってきた。友人の某デザイナーがインドネシアに工場を建てるとかいうのもあり、いろんなことを調べるのが目的だ。
まず気がついたのは、社会がもはやコロナは無かったようになっていることだ。誰もマスクしてないし、消毒もしてない。完全にコロナ以前に戻ってる。
空港もあらかじめスマホ上に必要事項を記入したものを見せるだけで入国できる。
もうひとつの気づきは、日本人観光客が減って、韓国からの観光客が増えていることだ。ガイドによれば、近年韓国人サーファーが大量にバリに押し寄せ、サーフィンを楽しんでいるという。知らなかったが、韓国ではサーフィンが人気らしい。
しかしこれは最近のトレンド。彼の国でのサーフィンブームは歴が浅いので、韓国人サーファーは若い。中年サーファーは日本人とわかると言っていた。
なのでバリ人の若い観光・サーフガイドはいま韓国語を勉強しているという。むしろそっちの方が多いらしい。
平均給与が韓国に上回られたというニュースもあったが、その差がそうさしているのだろう。
なんだか日本の斜陽をいろんなところで見せられているなあ。
ビーチでビンタン(ビール)を飲んだら、ウェイターが伝票を出してきて「イルム!」という。韓国語で「名前」という意味だ。
そのうち街を歩いても「シャッチョさーん」と呼ばれず、「サジャンニム!(社長)」と呼ばれるんだろうな。