BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

ある意味トロッコ問題

 いま関わっている案件、いろいろ問題が持ち上がるのであるが、こっちをひっこめるとあっちが飛び出るようなことが起こって、なかなか整えられない。あっちもこっちも万事丸く収まる妙案はないものだろうか。

 でもそういうのはないんだよね。

 ちょっとづつ各方面に配慮しながら、あっちもこっちも飛び出た部分をコツンとたたきながら、徐々に高さを合わせながら調整していくしかない。

 世の中のほとんどの政治的解決がこの方法だ。

 向こうの要求を100%飲んだら、こっちが0になる。折半にすればいいというものでもない。ちょうど良い落とし所を見つけるのが難しい。

 これとは別に専門的な仕事を外部に依頼しようと、某クラウドソーシングサービスを利用している。2案件あり、ひとつは仕事にフィットしている方たちと繋がることができたのであるが、もう一つのすこしクリエイティブ案件になるとこれがミスマッチの嵐である。

 具体的な条件を提示しているのに明らかにテイストが違う人たちからの応募がある。こちらの条件提示、説明の仕方が下手なのであろう。

 こんな風にネットで気軽にコラボ相手を探すのはそう手間のかかる作業ではないが、その選定と場合によってはお断りしなくてはならない手続きが大変だ。

 自分で蒔いたタネ。責任というには大袈裟だが、きちんと対応しようと思います。

 

 

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