このところ電気が足りてないというニュースを見聞きする。原発を止め、地震による被害で一部の火力発電所も停止したのが、その原因だとか。このままでは次の冬は越せそうもない。
しかしそんな国って果たして大丈夫なんでしょうか? もし自分が外国にいてどこかの国に投資をしようとしているビジネスマン、あるいは投資家だとしたらそんな国に賭けようなんて思えない。
投資されない国は、相対的に国際的競争力を失って、より貧乏になる。
貧すれば鈍するで、貧しくなれば治安が荒れる。
いま日本は財布を落としても何も抜かれず戻ってくる安全な国と言われているが、そんなものあっっという間に過去のことになる。
ちなみに1980年代、日本は世界で一番金持ちの国だった。円は強く、どこの国でも相対的に物価が安く、買い物するなら外国でというのが当たり前だった。それから40年、まったく逆のことが起こっている。いまの状態が未来永劫続くなんてことはないのだ。
今日から外国人への入国規制が緩和される。短期的に見れば彼らの落とすお金で潤う人たちもいるのかもしれないが、もうすこし未来を見た施策を政治家の人たちにはしてほしい。
それはともかく。
先日、ボクシングで快挙を遂げた井上尚弥選手の自宅に泥棒が入ったというニュース。試合中、本人はじめ家族全員が会場に出かけている隙を狙っての犯行だとか。
いろんな意味で日本もずいぶん治安が悪くなっているなあと思った次第。