北京オリンピックにも感化され、スキー熱が高まっている。そんなタイミングでスキーギアの<アトミック>から声をかけてもらい、岩手の安比高原へ行ってきた。
ギアは最新で、スキーブーツはフィッティングしてくれる。フィッティングができる新品のモデルを用意し、足の痛くなりそうなところにパッドを貼って靴下を履く。そしてブーツのインナーに足を通し、110度に温めておいたシェルにそれを突っ込んで冷めるのを待つ。パッドの緩み分と足の形をブーツが形状記憶し、どこにもストレスのかからないブーツが完成する。
いつもレンタルを履いて夕方になると痛みに苦しんでいた。しかしこれならいくらでも履いていられる。要するにマイシューズがいかに大切か改めて突きつけられた。
もしかすると今後こうしたフィッティングを行ってくれる高級レンタルのようなサービスを始めるなんて噂も聞いた。そうなると嬉しい。
スキーは相変わらずヘタ。日本一スキーが上手いという、武田竜選手からはスピードは速いと褒められたが、技術面はまだ修行段階。ゲレンデならどこでも問題なくびゅんびゅんいけるが、今回はじめて案内してもらった非圧雪の雪となるとまるでダメ。ゲレンデとは違う、やや後ろに重心をかけてスキーの前を浮かせるように滑らなくてはならないというのが意外に難しく、後ろに乗りすぎてコントロールできないという初心者時代を思い出す結果になってしまった。
しかしこういうできないことができるようになるのが、こういうスポーツの楽しいところである。
あー、また行きたい。