代官山の八幡通りからすこし奥まったところに当社オフィスはある。このエリアを拠点にしてからかれこれ27年以上だ。
毎年この時期になると通りの街路樹からの落葉と伸びた枝が電線などへの干渉防止のため、枝を刈り込む作業を行う。人それぞれ季節の変わり目を感じるイベントというものがあると思うが、ぼくにとってはこれが冬の訪れだ。
その街路樹が伐採されている。正確にいうと鉢山中学校前の信号から並木橋交差点までの上り路線側。数本残した以外は残酷にチェーンソーで切り倒された後がある。どうしてなんだろう？ 気の病気か何かか？
あまりにも無惨で、拍子抜けするほどあっけない。区の指示なんだろうが、ざっとHPを見たところ案内はない。結構な樹齢の木々たちだったので、植え直すといっても元に戻るまでだいぶかかるだろう。
きっと合理的な理由があるのだろうけど、こういうの立て看板するなりHPに記載するなり（もしかするとどこかにあるかもだが）して欲しいな。生活者、利用者、労働者、居住者、ようするに納税者がいるのだから。
このままだと来年の夏、涼が取れる場所がないからここを歩くのは大変そうである。
