今日から緊急事態ということで、朝早くからの首都高はガラガラだった。しかしさっき電車に乗ったらこれまで通りの人々。むしろ半ドン授業が終わった学生たちでごった返していた。そうか今回の宣言、学校は除外だからこうなっているのか。でもなんとなく街もそんなに人が減ったように感じない。
この度の宣言は飲食業を狙い撃ちしたもの。きっとそれを裏付けるデータがあるのかもしれない。正月早々のこの欄でこの先死屍累々と書いたが、宣言の一日6万円という話で様子が違ってきた。つまり月180万円が飲食店に補償される。大箱はかわいそうだが、2〜3名でやっているような小さな飲食店は20時までの営業(ランチ含む)とこの180万円で結構潤うところもあるのではないか。ママひとりでやってる小さなスナックとかね。
東京と他3軒に飲食店がどれくらいあるか知らないが、数十万はあるだろう。そのすべてに180万。どこからそんなお金が出てくるのか。将来その埋め合わせとして増税があるのかないのか。
MMT理論なんてものがあって、政府はお金をどんどん刷っても大丈夫なんてのがある。専門家の間でもそれでいいという人と、インフレになるからダメだという人がいる。一体どっちが正しいのかまるでわからない。きっと人類の中でわかっている人はいないと思う。
日本なんてこの先、少子化とこのコロナで将来が見通せず、景気がどうなるのか分からないのに株価は30年ぶりの高値。なにかがおかしいね。
揺り戻しが起こらなければいいのだが。