マイナンバーカードを申請することにした。通知カードはもうずいぶん前から持っていてそのままにしていたが、このたび例の10万円を申請するにあたりカードがあると早いと聞いたからである。しかしこのカードを手に入れるのが実は時間がかかるという話を後できいてすこし落胆している。やはり役所はいまどこも手一杯なんだろう。余計な仕事増やしてすみません。
このマイナンバー、導入前から導入後も非常に評判がよろしくない。国家にすべてを管理されそうになるのが、情緒的に気持ち良くないからだと思われるが、アメリカなどではソーシャルセキュリティナンバーという名称で常識となっている。
なんでもそうだが、これまでと違うことをしようとしたら、必ずそれに反対する慎重派、あるいは保守派というのが現れる。こうした人たちとメリット、デメリットを協議してよりマシなほうを選ぶというのが、民主主義社会の成り立ちだと思うのだが、マイナンバーのようにずっと宙ぶらりんになっているのはどうなんだろうか。施行されているのにあまり役立っているとは言えない。
このシステムで全国民を管理するというのがいいのかどうかはわからない。しかしカードがあると住民票などがコンビニなどと取れるというのはすこし便利である。それでもまだ紙を取りにいかなくてはならない。このコロナを機に役所のIT化ももっと進めてもらいたい。
次の内閣改造ではIT企業で辣腕を振るっていたIQの高そうな人を民間から招聘しIT推進大臣としていただきたいもんだ。いまのIT大臣、噂ではメールも打てないらしい。ほんとかどうか知らんけど。
