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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

コンテイジョン

神経を抜いている歯がある。今年に入ってからそこがすこし痛み始めたので歯科に通い始めた。先週、被せてある冠を外し、根の治療を行っている時に「ここでもし大地震が起きたらどうなるんだろう」という思いが頭の中を駆け巡った。

停電になり治療は中止になるだろう。すると大きな穴の開いた歯はそのまま放置でサバイバル期間を過ごさなくてはならないのかとかそんなこと。最悪というのを考えていたわけだ。

歯の治療中でなくても、いま大地震がきたらどうなるんだろう。多分来ないし、来て欲しくないけどコロナに加えての惨事。混乱どころの騒ぎじゃないだろう。日本国というのは、歴史的に見てそういうことを想定していない性格のようにみえる。

先の戦争の失敗、阪神淡路大震災、東関東大震災、福島原発事故などから学んでいることは少ないのではと、これまでの対応を見ていると思わざるを得ない。

で、今日やっと緊急事態宣言だとか。

しかしこれもあまり強制力はないらしい。

素人考えでは1~2ヶ月がっつり強制蟄居を命じて、感染者を押さえ込むという政策の方がいいと思うんだが。ずるずると長引く経済不況より、2ヶ月だけガマンしようというほうが、がんばれる。

ちなみに2011年の映画「コンテイジョン」をNetflixで観た。このコロナ騒動を予言しているような作品とネット上で話題になっていたが、なるほど確かにそうだ。クラスターなんて言葉も使っているしね。

作品での致死率は20%以上。フィクションだからの数値。本当にそうなら作品同様、世界中で動乱が起こってる。そうはならないようにお願いします。しかし政府はそれを想定しておいてほしいとう思う今日この頃であります。

 

 

 

 

 

 

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