BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

ビリー・アイリッシュ

今日は朝から会議があるのですでに出社しているが、ちょうど今頃ロサンゼルスのステープルセンターでグラミー賞の授賞式が行われている。家を出る前にちらっとWOWOWをつけたのだが、例年現地に赴く、ジョンカビラ氏らが今回は東京のスタジオからの中継という。予算削られたのだろうか。 ただでさえ厳しいチャンネルの取り合い、というか余暇の取り合い、Netflixやディズニーチャンネルなどの脅威にされされているのは間違いない。中継地が変わったのがそのせいかどうかはわからないが、そう勘ぐってしまう。

そのロサンゼルスからは驚きのニュースが届いた。元NBAのコービー・ブライアントが13歳の娘さんと共にヘリコプター事故に遭い、死亡した。熱心なバスケファンではないけどどんな大選手かは知っている。スポーツ界の大レジェンドだ。向こうではバスケのシーズン真っ盛り。試合はもちろんきっとグラミーでも哀悼の意が捧げられるだろう。なんせ会場が会場だ。レイカーズの本拠地である。13歳の娘さんもかわいそう。人生これからだったのに。

ところで週末はその脅威のNetflixに没入していた。しばらくアクセスしてなかったのだが、新しい旧作(へんな言い方だな)が加わっていたし、新作もいくつかあった。まる二日間ソファに張り付いていたから腰が痛くなった。

あまりに多くの作品を見たから何を見たか逆に覚えてない。一作品に対する熱心さとかリスペクトとかがどんどん薄れていく。これはサブスクリプションの副作用。音楽なんかも好きな曲しか聴かないし、アルバムで知らない曲がかかると飛ばしたりする。若い頃はレコード買うとすべての曲を大事に繰り返し聞いていたもんだ。それでそのアーチストの楽曲がもっと好きになっていっていた。もはやこんな聞き方、あるいは作品の見方をするのはオールドスクールなのかもしれない。

グラミー候補のビリー・アイリッシュの曲も例の「バッドガイ」しか知らないしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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